秋は台風などにより、大きな災害につながることがある時季です。
また、いつ起こるか分からない地震などの際にも健康を守れるよう、非常時の対策について普段から考えてみましょう。
災害によって避難生活を送る状況では、普段と異なる環境のために体を動かす機会が減って、筋力が低下したり徐々に動けなくなったりすることがあります。また、食事や水分を十分にとらない状態で体を動かさずにいると、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。こうしたことを予防するため、意識して体を動かすようにしましょう。
また、災害時は水分をとる量が普段より減る傾向があります。日常的に、決まった時間に水分補給をする習慣があると良いでしょう。
水や物資の不足により、歯・口・義歯などの洗浄がおろそかになり、むし歯や歯周病など生じやすくなります。歯磨きができない状況であっても、できるだけうがいを行いましょう。また、避難所での災害時の支援物資は、食べる時間を決めるなど心がけましょう。
継続して服薬している方は、処方薬・お薬手帳をすぐに持ち出せるように準備しておきましょう。
担当 小髙
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