■「新たな夢に挑む」
長生村長 小髙陽一
明けましておめでとうございます。
村民の皆様には、素晴らしい新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、様々なことがあった年でした。
良かったことから述べますと、子ども達の活躍です。
9月22日、東京国立競技場で行われた全国小学生陸上競技大会に、一松小6年生の山口琉武(りゅうむ)さんが2年連続で出場しました。
続いて、11月24日には、長生中1年生の松原蒼天(そうた)さんが、国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた少年の主張全国大会で、最優秀賞の内閣総理大臣賞に次ぐ文部科学大臣賞を見事受賞しました。
一方で、あってはならないことがありました。新聞にも報道されました職員の不祥事と村議会議員によるハラスメント事案です。どちらも周囲の気づきと助言があれば防げたのではないかと思われ残念でした。
さて、今年は巳年。新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示す年だそうです。
昨年6月の村長選挙で4度目の当選を果たしてから最初の新年を迎え、気合は十分です。まずは給食センターの建設に注力します。農繁期と重なり着工が遅れましたが、造成工事も終了し、本体工事に入っており、来年の3月の完成を目指します。
昨年1月の能登半島地震では、地震、津波による家屋の倒壊や火災が人々を襲いました。さらに追い打ちをかけるような豪雨災害。房総半島でも起きる可能性は高いのです。
家が大丈夫なら命を守れます。雨風も防げます。村では住宅の耐震診断、その後の改修工事費の一部補助を考えていますのでぜひご活用ください。
4期目の公約には、福祉タクシーの助成拡大や高齢者補聴器購入補助、がん検診無料化やメタボ対策トレーニング費用助成、県原種農場跡地への企業誘致や農業経営安定化支援、そして重要課題である小中学校給食費の完全無償化と特別教室、体育館へのエアコン設置を掲げました。
物価高騰の影響は村も同じで、非常に厳しい財政状況ですが、諦めることなく挑戦してまいります。
結びに、村民の皆様の益々のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。
■「夢と希望のあるまちづくりを」
長生村議会議長 阿井市郎
明けましておめでとうございます。
村民の皆様におかれましては、希望に満ちた令和7年の新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
年頭にあたり、村議会を代表いたしまして謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
平素より、村政はもとより議会運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、パリ五輪大会での日本人選手の活躍は、胸に迫るものがありました。これからも、様々な分野において、世界に羽ばたく人材が生まれることを願ってやみません。
一方で、元日の能登半島地震を始め、全国的にも豪雨や台風等の自然災害に見舞われた年でありました。被災地のいち早い復興をお祈り申し上げます。
本村においても、津波等の災害対策は最重要課題の一つであります。常日頃から防災に対する意識の向上や、防災用品の確保など、あらゆる面から対策を検討し、防災・減災に取り組んでまいります。
また、昨年は、議員によるハラスメントがあり、世間をお騒がせしてしまったことにつきましては、誠に残念であり、改めてお詫び申し上げます。
今後は、二度とこのようなことが起こらぬよう、議員一同、職責を果たすべく、日々の活動に尽力してまいります。
さて、本年は学校給食センターの建設が本格化してまいります。村の貴重な財産として、運営方法等を協議していくとともに、子どもたちへ安心・安全な給食を提供できるよう引き続き注視していく所存です。
昨今では、行政においても、デジタル化を始めとしたサービスの利便性が求められており、それに伴うニーズも多様化し、取り組むべき課題も山積しております。
その中で私ども議会は、村民の皆様の代表として、様々な声を聴き、与えられた責務を十分に果たし、執行機関と真摯な議論を重ね、未来に希望と夢を持てるまちづくりのために、これからも全力を尽くしてまいります。
結びに、新しい年が村民の皆様にとりまして、平穏で幸多き年となりますことを心からご祈念申し上げまして、年頭のあいさつとさせていただきます。
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