■トップアスリート直伝のフェンシングの魅力
館山第一中学校で、東京2020オリンピックフェンシング(男子エペ団体)金メダリストの宇山賢(さとる)氏らを講師に迎えて特別授業が開催されました。
この特別授業は、東京2020オリンピックでフェンシングが県内で開催されたことをきっかけに、県と(公社)日本フェンシング協会が協力し、オリンピアンや日本代表選手が講師となり競技の魅力や素晴らしさを広めようとするものです。
授業では、宇山氏から競技の種目や見どころについて説明を受け、全日本選手権で優勝経験を持つ2人の選手によるデモンストレーションが行われました。
その後、気軽に安全に競技を体験できる「スマートフェンシング」を実践。初めて触る道具や独特な動きに戸惑いながらも、後半には声援にも熱が入り、選手とクラスの代表生徒がチャレンジマッチで対決し、ポイントを獲得した際には大歓声が上がるなど、競技の魅力を全身で味わいました。
金メダリストの宇山氏から「緊張しないコツは“入念な準備”をすること」とアドバイスを受けた野球部の佐野杜和(とわ)さんは、「チームの目標である県大会出場に向けて練習(準備)に励む」と刺激を受けたそうです。
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