■館山は“里見のまち” 市民一人ひとりが応援団に
映画『八犬伝』の公開を目前に控えた、10月14日(月・祝)に南総文化ホールで「里見氏の正史」や物語『南総里見八犬伝』に触れるイベントが開催され、“里見のまちたてやま”を広める1日となりました。
午前に開催した里見シンポジウムでは、里見氏研究の第一人者である敬愛大学の滝川恒昭教授と、元市立博物館長の岡田晃司氏による「戦国武将里見氏」の正史を主なテーマに対談形式による基調講演が行われたほか、南房総三龍亭の三龍亭千公氏と夢学氏による『南総里見八犬伝』を題材とした講談が披露され、観客は聞き入っていました。
また、里見のまちづくり実行委員会から(一社)日本記念日協会において3月13日が「里見の日」として記念日登録されたと報告があり、会場は拍手で包まれました。
午後は、映画『八犬伝』の特別試写会が行われ、上映後には曽利文彦監督によるトークショーが行われました。曽利監督から市民の皆様に向けて「八犬伝ゆかりの地である地元の皆さんが応援団として盛り上がってくれたら映画を作った甲斐があります」とコメントをいただきました。
夜は館山城の芝生広場でスカイランタン(R)イベントを開催。映画製作時に館山城を訪れたという曽利監督とともに映画のヒットと、“里見のまちづくり”の発展を祈願してランタンが打ち上げられました。
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