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自治体の皆さまへ

【特集】あなたと つながる(3)

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千葉県香取市

■わたしのために、今できること
◇つながりチェックシート
わたしのこと:
・わたしは困ったときに相談できる相手がいるか
・わたしが困っているときに声をかけてくれる人がいるか

わたしの周りのこと:
・困っていそうな人はいないか
・もし困っている人を見つけたとき、相談できる場所を知っているか

人のためにできそうなこと、備えておけそうなことは自分自身のためにもなります。できることから、挑戦しましょう。
・積極的なあいさつで変化に気付ける関係をつくる
・困っていそうな人に声を掛けてみる
・地域の行事やサロンに参加してみる

◇世代や属性を超えて交流できる場や居場所をつくる
「地域づくりに向けた支援」でも、分野の垣根を超えた一体的な支援を行います。
これまで、市で行っていた高齢者向けのサロンや子育て世帯向けの支援センターなどの交流や通いの場は、利用できる対象者を限定していました。これを、高齢者向けサロンに障害者や子育て中の人など、誰でも利用できるように整備し、地域の多様な人々がつながれる場にします。
また、既に地域づくりに向けた活動を行っている人や地域づくりに向けた活動をしたい人などをつなぎ、新たな活動をつくり出すコーディネートを行います。

◇つながりで誰も取りこぼさない社会に
困りごとを抱え込まないためには、普段からの人々の「つながり」が大切です。家族や親戚はもちろんのこと、隣近所、友人、職場の同僚など多様なつながりがセンサーとなり、困りごとを抱える人を発見したり、相談につながりやすくしたりします。
身体的・精神的な問題や経済的な問題などの困りごとを抱えると、人は周囲との関係の維持が難しくなります。そうして孤立していくと、困りごとが徐々に複雑化・複合化し、自らSOSを出すことも難しくなっていきます。こうなってしまうと、行政や支援機関の力だけでは十分な支援が難しくなってきます。そのため、周囲の気付きや声掛けがとても大切なのです。
人ごとではなく、自分自身のためにも、地域の中でさまざまなつながりを増やしていくことで、お互いが気に掛け合う関係性を構築し、地域のつながりを豊かにしていきましょう。

◇つながり続ける支援
「地域づくりに向けた支援」などで人と人とのつながりができることで、住民同士が気に掛け合う関係性が築かれ、困りごとを抱える住民に気付き、「相談支援」へ早期につながる。そして「相談支援」で発覚した課題に応じ「地域づくりに向けた支援」で生まれた受け入れ先に再びつながっていく。重層的支援体制整備事業は、当時者・専門職・地域住民などの、人と人とが重なり合って支えあう重層的なセーフティネットを構築していく事業です。
「つながり」の中で、もし困りごとを抱えている人に気付いたら、見て見ぬふりはせず、声を掛けたり、相談支援機関に相談したり、できることから動いてみてください。

問合せ:社会福祉課
【電話】50-1209

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