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自治体の皆さまへ

まちのあしたをデザインする 市民協働最前線

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千葉県香取市

■コロナ禍を経て再スタート!
住民自治協議会(まちづくり協議会)では、地域のみんなで話し合い、課題を見つけ、解決に当たり、より良いまちにすべく日々活動しています。
コロナ禍で活動を自粛してきましたが、今年度は、多くの協議会が対面の総会を開催し、事業はコロナ禍前の水準で計画しています。
地域の特色を出して、積極的に取り組んでいく皆さんの様子を、ピックアップして紹介します。

■明るく元気な「まちづくり」をサポート
市では市民活動スペースを設け、各支援センター職員に加え、まちづくり支援員、地区担当職員を配置。大学教授などで構成される市民協働専門家委員会から、まちづくり条例の制度・運用に関するアドバイスを受けながら、市民活動をサポートしています。印刷などもできますので、ぜひ利用ください!

■今日何人と話しましたか
香取小学校区まちづくり協議会会長
川﨑 光吉
まち協に要望することのアンケート1位は「買い物や通院の支援」でした。そのため、高齢者の生活支援事業を今年度事業の一つに盛り込みました。
買い物支援は、香取小学校区の一部で行っていますが、今後は区全域に広げていくため、試験的に協議会の活動に位置付けました。自宅とスーパーの送迎支援を行うことで、自力で買い物に行くのが困難な人でも自分の目で商品を見て選ぶといった楽しみを味わうことができます。また、参加者の「お茶のみ会でもしませんか。そういう集まれる場所が欲しいね」という声から、関連事業として地域サロン活動も行っています。サロンでは、地区の公民館に集まり、談話を楽しんだり、講師を呼んだ香取もりもり体操などの健康体操をしたり、歌ったりして、楽しい時間を過ごしています。

■どろんこになって田植え体験
小見川西地区自治協議会会長
伊藤 寛
協議会の企画・運営部会ではボランティアグループ「西地区友の会」と連携して、4月18日、同小5年生を対象にコシヒカリの田植え体験を行いました。
ボランティアグループ「西地区友の会」は定年退職した地域の仲間で構成されており、小見川西小学校の環境整備を主体に校内・周辺の除草、剪せん定てい作業を行っています。田んぼに入ったことがない児童も多く、最初は歩くのもおぼつかない様子でしたが、講師からアドバイスを受け、泥の感触を楽しみながら1区画の手植え作業を完了しました。
収穫期には稲刈り体験を予定しており、児童たちは「収穫したらおにぎりにして食べたいね」と話していました。

■みんなの手で八都二小をキレイに
仁良・神生住民自治協議会会長
高岡 正幸
「旧八都第二小学校をきれいなまま残したい」という事業部会のメンバーからの意見により、令和元年の閉校時に始めたCクリーンleeean8やつに2事業。旧八都第二小学校の清掃や植木の手入れ、協議会地域内の資源回収リサイクル活動のサポートを行い、地域資源の保全と住民同士の交流を行っています。事業名の三つのeは、みんなで/誰でも(everyone)、喜び/楽しむ(enjoy)、環境(environment)の頭文字で「健康ウォーキング大会(平成24年)」が本事業の前身となっています。
6月24日には、事業部会メンバーによる草刈り作業のほか、山田小・中学校のPTA役員と協力して資源回収リサイクル活動を行いました。秋には小中学生や地域住民を誘い合って焼き芋大会を開催する予定です。

■我が家は無事です! 黄色いタオル大作戦
栗源地区住民自治協議会会長
堀越 克己
栗源地区住民自治協議会では「我が家は無事です! 黄色いタオル大作戦」用に黄色い「安否確認タオル」を全戸に配付しました。
この作戦は、災害時「我が家は全員大丈夫だから、他の人を助けに向かって」という目印として、各戸の門扉や郵便受けに黄色いタオルを掲げるものです。黄色いタオルがある家は、インターホンを押したり、ドアを叩いたりしなくても、屋外から一目で無事とわかり、すぐに次へ向かうことができます。これにより、地域の有志や自治会役員、消防団員などが安否確認を短時間で行うことができ、本当に救助が必要な人をいち早く発見し、救助活動に移ることができます。このタオルを使用する機会がない方がいいのですが。

問合せ:
・佐原市民活動支援センター【電話】50-1213
・小見川市民活動支援センター【電話】79-5710
・山田市民活動支援センター【電話】79-7310
・栗源市民活動支援センター【電話】75-2112

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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