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【特集】香取遺産参詣~歴史に詣でる(1)

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千葉県香取市

市内には、古くから信仰を集める香取神宮をはじめとした多くの寺社、歴史的にも重要な多くの文化財があり、寺社と文化財の宝庫と言えます。
今回は過去の香取遺産コーナーで紹介した史跡スポットを、寺社エリアに分けて紹介します。初詣に合わせて、市内の寺社と文化財を巡り、歴史の魅力に触れる旅はいかがでしょうか。

〔000〕:番号は連載中の「香取遺産」掲載回です
200回を超える人気連載が市ホームページでまとめて読めます

■善光寺エリア
小見川駅から徒歩10分ほどの善光寺は、天正(てんしょう)4(1576)年、清賢上人により開山。境内には初代松本幸四郎の墓や腹切り様の碑などがある。

◇一緒に巡れる香取遺産
〔11〕松本幸四郎墓
〔8〕佐藤尚中誕生地
〔46〕須賀神社(木内神楽)
〔32〕金刀比羅神社
(徳本上人碑)
〔27〕谷屋呉服店
〔180〕姫宮神社
〔16〕小見川陣屋
〔202〕文化財保存館
〔184〕小見川城跡(城山公園)

■愛宕神社エリア
治承(じしょう)4(1180)年、源頼朝挙兵の際、千葉介常胤(ちばのすけつねたね)が戦勝祈願をしたと伝わる愛宕神社。一度は後継者不足から中断していた愛宕神楽は、保存会によって昭和51年から再び奉納されており、市指定文化財となっている。祭神は火産霊神(ほむすびのかみ)など。

◇一緒に巡れる香取遺産
〔112〕安産大神
〔46〕十二座神楽(愛宕神楽)
〔5〕府馬の大クス(宇賀神社)

■西雲寺〔26〕エリア
弘仁(こうにん)元(810)年に東光寺として開基した後、一度断絶するが天台僧弁裕により中興開山され、西雲寺と改名。地蔵菩薩、阿弥陀如来を本尊としている。江戸時代の古墳についてを伝える三神霊之墓が残されている。

◇一緒に巡れる香取遺産
〔26〕三神霊之墓
〔74〕橘堰
〔89〕稲葉山神社

■豊玉姫神社〔136〕・来迎寺エリア
豊玉姫神社は、古くは編玉郷の総鎮守として信仰され、祭神は豊玉姫尊。来迎寺は元は明恵上人による開山で、源頼朝が鹿島神宮参拝の際に休憩したと伝わる。付近には良文貝塚があり、県指定文化財香炉型顔面付土器などが出土している。

◇一緒に巡れる香取遺産
〔67〕良文貝塚
〔61〕阿玉台貝塚
〔53〕樹林寺四季桜
〔22〕香炉型顔面付土器
(レプリカ、まほろば)
〔111〕来迎寺宝篋印塔
〔84〕五輪塔(おふうの方の墓)

■善雄寺エリア
康元(こうげん)元(1256)年に小見川城主家老、成毛対馬守禅定門が開基したとされる善雄寺。本尊の阿弥陀如来坐像は本格的な定朝(じょうちょう)様式の作品で、千葉県の有形文化財の一つ。

◇一緒に巡れる香取遺産
〔119〕木造阿弥陀如来坐像
〔32〕徳本上人石碑
〔43〕旗本田付氏墓
〔78〕大塚山古墳
〔152〕境宮神社

■山倉大神〔66〕エリア
創建は弘仁2(811)年で、古くは大六天王社の総社として人々の信仰を集めた。現在の祭神は高皇産霊大神、建速須佐之男大神、大国主大神。例祭は「山倉の鮭祭り」と呼ばれ、県の無形民俗文化財になっている他、新型コロナウイルスの脅威を神格化した「コロナ神」の石祠がある。

◇一緒に巡れる香取遺産
〔66〕山倉大神本殿
鮭祭り
〔46〕十二座神楽
(神楽殿)
〔154〕石造狛犬
〔167〕疱瘡神

■推しの古
山倉大神近辺の道筋には、高札場(こうさつば)や古い建物があります。歩いて散策すると、よりいっそう歴史を感じることができます。

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