地域おこし協力隊「カトリサーチ」

24／29

■おためし地域おこし協力隊を実施しました!
地域おこし協力隊員として活躍したい人や、移住・地域振興に興味のある人を対象に、2泊3日で香取市での生活や魅力・課題などについて知る取り組み「おためし地域おこし協力隊」を今年も実施しました。
今回は、今年度着任の新隊員が主体となって企画し、2日目には「農業体験」「張子づくり」「古民家民泊」の3コースに分かれ、協力隊員の活動場所の見学や体験を行いました。
「古民家民泊」コースでは、市内で稼働中の民泊を見学。重厚感ある古民家の趣はそのままに、きれいで機能的にリフォームされ人気のサウナとドッグランを備えた宿では、参加者から「おおー!」と声が上がり、皆さん大いに感動。実際の運営にまつわるリアルな話も聞くことができ、多くの質問や意見が飛び交いました。
最終日には、体験や協力隊員との交流などツアーを通してそれぞれが感じたことやアイディア、知り得た情報などを駆使し、「香取市の協力隊になったらやってみたい活動」をプレゼンテーション。参加者の個性あふれる発表に、現役の地域おこし協力隊員たちにとってもたくさんの刺激を受ける機会となりました。
過去にこの取り組みに参加したことがきっかけで、現在香取市の協力隊員となり活動中のメンバーもいます。近い将来、今回の参加者が仲間入りする日が来るかもしれません。
「おためし地域おこし協力隊」は、今冬にも実施予定です!

■協力隊2年目を迎え思うこと
地域おこし協力隊員
正慶　真弓(しょうけい　まゆみ)さん
プロフィール：茨城県土浦市出身。フリーランスで写真の仕事をした後、2023年3月より香取市に移住。

地域おこし協力隊として市のシティプロモーション推進室で働き始めてから、あっという間に1年半が経ちました。
1年目はまず香取市について知ることに徹し、一人の力で何かをするよりも、他分野の協力隊員と一緒にイベントを実施したり、移住定住チームと連動し移住関連イベントに協力したりしてきました。また、広報紙の取材を通して今まで知らなかった知識や情報も得ることができ、香取市についての解像度が上がって違う見方ができるようになった気がします。
2年目の現在は、市のシティプロモーションについての事業もいよいよ動き出し、市民ワークショップに参加したり、フィルムコミッションやスローシティなどのプロジェクトに関わっています。市役所で働いている協力隊員という立場と視点を活用し、独自の活動もさまざま企画しているところです。
「地域を盛り上げる」と一言で言っても、何をもって成果とするかは分かりにくいものです。かたちの見えない未来に向かってはたらきかけるのはなかなか難しいことですが、退任後の事業ビジョンも含め、柔軟に考えていきたいと思っています。