文字サイズ
自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊「カトリサーチ」

26/31

千葉県香取市

■夢を実現できる希望であふれる地
地域おこし協力隊員
秋乃(あきの)ろーざさん

プロフィール:ジョージア国生まれ。アメリカで育ち、大学を日本語専攻で卒業後、日本に移住し2021年に帰化。現在、ラジオ語学番組に出演中。

◇隊員になったきっかけは?
ずっと馬と暮らすことが夢でした。ここ数年、緑に囲まれた自然豊かな環境で暮らしたいという気持ちが強くなっていたところ、近くに知り合いもいる良い物件に出会いました。市役所や地域の皆さんと接するうちに温かみと心地良さを感じ、ここでなら夢を実現できると思い、移住を決めました。これまでもさまざまな地域で、観光PR動画への出演や、海外の視点から日本の魅力について分析するなど、日本の文化と地域の良さを私らしいやり方で伝えてきました。自分なりに香取市の魅力を発信することで今までと違う感性が生まれ、地域おこしに役立てるのではないかと思っています。

◇香取市の印象と好きなところは?
東京からこんなに近いところで歴史や文化が残っていることが感動的でした。車で走って見ると数多くの蔵があり、古い家もそのまま立派に建っている。食べ物も何を食べてもすごくおいしい。いいことが全部揃っていて、すごいまちだと思います。

◇今後の意気込みを!
都会の生活には魂がない。何でもあって便利そうだけれど、人と人がどうつながるのかすら忘れかけている。この地域にある文化は人間にとって不可欠な存在で人生を豊かにするものですが、香取市がこんなに魅力的に感じるのは間違いなく、「人」のおかげです。私は香取市をもっと知りたいし、皆さんと力を合わせてつながりたい。こんなにすてきで鳥肌を立たせるようなこのまちの空気を、次の世代にも渡せるよう一緒に守っていきたいです。

■ふるさと香取は魅力が豊富
地域おこし協力隊員
古賀 盛玄(こが しげはる)さん

プロフィール:香取市出身。証券会社を経て大手食品メーカーで勤務後、大学院でMBA(経営学修士)を取得。

◇隊員になったきっかけは?
もともと市内の出身で、県立佐原病院で生まれ、お宮参りも香取神宮でした。大学院で学ぶため退職し、それを両親に報告しようと帰省。その際、佐原と小見川の駅前を20年超ぶりに見て郷愁の念を覚え、Uターン移住を考えるようになりました。そして、コンパスで中高生が放課後に集まって勉強や談笑している姿を目にし「彼らの未来のためにふるさとを元気にしたい!」そう思い、協力隊に応募しました。

◇香取市の印象と好きなところは?
時と共に風景は変わり、佐原にあったデパートは無くなってしまいましたが、小野川沿いはきれいに整備され、震災の被害からも復興。コンパスができるなど進化に希望を感じます。田園美しく自然豊かな水郷、歴史情緒溢れる佐原・小見川の町並みは素晴らしい資産。おいしく種類豊富な農畜産品、海が近くて魚も新鮮、しかも安い! 10代の頃は全く気付きませんでしたが、香取市には他の地域からうらやましがられるような魅力が実に豊富だと思います。

◇現在の仕事と今後の目標は?
10月に「第14回全国発酵食品サミットinかとり」が開催されます。私は商工観光課でサミットの準備をサポートしながら、発酵文化についての勉強、商業活性化のための情報発信などをしつつ、自身の創業を目指しています。戻って来てから市の素晴らしさを日々実感し、ふるさとである事を誇りに感じています。香取の若い人にも、地域への誇りと希望を持ってもらえるようになればいいな、と思います。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU