コラムNo.29市長のちょっと一言

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■市に「記録的短時間大雨情報」が発表される
はじめに、令和5年台風第13号により被害を受けられました市民の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
関東で初めて線状降水帯の発生を伝える「顕著な大雨に関する情報」が県内全域に、鴨川市では9月8日(金)午前10時29分に「記録的短時間大雨情報」がそれぞれ発表され、午前2時から12時間の雨量は、観測が始まった1967年以降最多となる294.5ミリメートルを記録しました。
猛烈な雨が降り、市内8カ所の避難所には25世帯・39人の方が避難されました。本市では、午前7時に「鴨川市災害対策本部」を設置し、被害状況の確認などをするとともに現場に赴き、さまざまな対応をしました。
この台風により、土砂災害や河川の増水、氾濫が発生したほか、停電、国県道の通行止め、市道の損壊など、多くの市民の皆様にご心配やご不便をおかけしました。幸いにして人的被害は確認されておりませんが、住宅への浸水、土砂の流入など、甚大な被害が発生したところです。
私も8日の午後から9・10・11日にかけて被災状況の確認に出向き、被災者や地区の人たちから状況についてお聞きしました。9月19日現在「鴨川市災害対策本部」は継続中であります。あらためて私自身、今回の台風第13号から、(1)市民の命を守る行動をとる(2)被害の全容を早急に把握する(3)災害の復旧・復興を迅速に取り組むの3つを学びました。まだまだ全ての皆様へのご対応ができている状況でありませんが、引き続き、一日も早い復興に向け、職員一同全力で取り組んで参ります。