続!表紙から
■祝百歳 長寿の秘訣は「何でもおいしくいただくこと」
藤後たまさんは、関東大震災が起きた大正12(1923年)9月1日に横浜で生まれ、その年の秋、避難のために母方の実家があった小湊地区に移り住みました。地域の優しい皆さんに囲まれ、毎日美しい海を見ながら育ったそうです。高台の上に立つご自宅へは急勾配の階段があり、毎日その階段を昇っているとのこと。長寿の秘訣は何ですか?と尋ねると「好き嫌いなく何でも食べることかしら。娘の料理がおいしくて。」と笑顔。食事を管理する娘の美也子さんは「3食しっかり食べてくれます。お肉も食べるし、たまにはハンバーガーも。コーヒーもブラックで飲むんですよ」と、たまさんの食生活について話していました。ご自宅には、たくさんの料理本が本棚いっぱいに並んでいました。インタビューの様子は、ホームページで紹介しています。
●市民22人が百歳に 内閣総理大臣・市からお祝いを贈呈
今年度100歳を迎える市民の皆さんは、22人いらっしゃいます。市では、長寿の皆さんのお宅を訪問し、内閣総理大臣の祝い状と銀杯、市からはひざ掛けの記念品を贈呈しました。市長から祝い状を受け取った鈴木房子さんは、娘さんと施設の職員に見守られながら「ありがとうございます。皆さんのおかげです。」と感謝の気持ちを話していました。なお、本市の最高齢は110歳の石井花子さん。安房でも最高齢です。
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