■熊谷知事に道路要望
市では、これまで「館山・鴨川道路」を地域高規格道路(自動車がスムーズに走行できるように整備された道路)として推進するとともに、長い間「鴨川・大原道路」も併せて地域高規格道路として、国へ要望してきました。この道路は「茂原・一宮・大原道路」「圏央道」へとつながり、地方創生と国土強靭化を実現させる重要な道路として事業の推進を図ってきたところです。
「鴨川・大原道路」は遅々として進まず現在に至っていますが、このほど「茂原・一宮・大原道路」と一緒になって、新たに高規格道路「茂原・一宮・大原道路」「鴨川・大原道路」建設促進期成同盟会を発足しました。特に、私からは「鴨川・大原道路」について早期に計画の具現化に向けた調査を実施し、事業化への推進を図ることを熊谷知事に理解を求め、国に対して千葉県とともに要望することをお願いしました。
言うまでもなく道路は人や地域を相互につなぎ、日常生活や観光・緊急時等の人の移動と生活物資や農林水産物、工業製品等のモノの輸送を支えます。
鴨川市では、9月8日の台風第13号の接近に伴う大雨により国道128号天津バイパスや浜荻において土砂流出、倒木などにより通行止めが発生しました。今回の災害から、道路を守るためにもダブルネットワーク機能(国道と並行する高規格道路)が必要であることも、再確認しました。
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