6月に市内の板橋区立天津わかしお学校で行われた「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」の出張授業後、9月から回収活動を本格的に開始し、11月28日(火)に回収後の報告会が開かれました。
同プロジェクトは、ユニクロやジーユー、セオリーなど複数のブランドを世界的に展開する「ファーストリテイリンググループ」が行っているもので、UNHCR(国連難民高等弁務官事務局)と取り組む参加型学習プログラムです。同グループの社員による出張授業を受けたのち、子どもたちが主体となって校内や地域で着なくなった子ども服を回収。その後、難民キャンプなど服を必要とする人々へ送られます。同校は昨年も同プロジェクトに参加しており、今年は昨年を上回る段ボール24.5箱分、約3,500着が集まりました。
この日は、子どもたちが集めた服を体育館に並べ、段ボールに梱包する作業を実施。ユニクロ亀田総合病院店社員から服の畳み方を教わり、丁寧に段ボールへ詰めていました。参加した子どもたちは「難民の人が喜んでくれるといいな」、「近くのホテルや学校、パン屋さんなどに電話して服を集めました。緊張したけどいっぱい集まってうれしかった。協力してくれた方に感謝を伝えたいです」などと話していました。
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