気温が高くなるこの時季は、細菌を原因とする食中毒が多く発生します。肉の生食、加熱不足によるカンピロバクター、腸管出血性大腸菌O157などの食中毒には、特に注意が必要です。
県では9月30日(土)まで「食中毒注意報」を発令しています。食中毒予防の三原則は「細菌を付けない、細菌を増やさない、細菌をやっつける」です。次のことに注意して、食中毒を防ぎましょう。
◆細菌を付けない
・調理をする前、食事の前には、必ず手を洗いましょう。
・生肉には食中毒の原因菌が付いていることがあります。焼き肉をする際は、生肉を扱う箸と、食べる箸を使い分けましょう。
◆細菌を増やさない
・冷蔵庫は10℃以下に、冷凍庫は-15℃以下に保つよう温度管理をしましょう。
・調理前、調理後の食品は、室温に長く放置するのを避けましょう。
◆細菌をやっつける
・肉や魚など加熱する食品は、中心部まで十分に加熱しましょう(75℃、1分以上)。
・肉や魚など生ものを扱った調理器具類は、都度、熱湯などで消毒しましょう。
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