〔コラム No. 27〕市長のちょっとひと言

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■この夏のマニトワック市と鴨川市の中・高校生たち
(長谷川　孝夫)

Good morning. It’s a hot day, isn’t it? Manitowoc students, Welcome to Kamogawa. I’m Takao HASEGAWA, the mayor of Kamogawa City.
Everyone, are you tired from your long trip? I have been to Manitowoc 3 times. Please enjoy Kamogawa city.

こうした挨拶から始まったマニトワック市高校生の歓迎会。今年は4年ぶりにマニトワック市から6人の高校生をお迎えすることができました。歴史を辿ると、平成5年にアメリカ・ウイスコンシン州との姉妹都市提携を契機に、平成7年度から国際感覚豊かな青少年の育成を目指し
て交流事業がスタートしました。これまでにマニトワック市から121人を迎え入れ、鴨川市から141人の中・高校生を派遣してきました。この他にも市民相互の訪問があり、多くの皆さんが交流を深めてきました。
他の多くの自治体も国際交流事業を行っていると聞いていますが、30年もの長きにわたり青少年はもとより市民同士の交流が継続している団体は極めて少ないようです。
鴨川オーシャンパークでのホストファミリーも加わったバーベキュー歓迎会では、初めて出会った仲間たちは異なる言語・文化・食をジェスチャーを交えて理解し合いました。マニトワック市の高校生から「交流できたことは、人生の中で成長の大きな一部となるでしょう」「アメリカに帰ったら鴨川のことを話し、みんなでまた来たいです」の声をいただきました。こうした異なる地域や国々の理解、友情、協力を促す姉妹都市交流は、世界をより良い方向に導く一翼を担う事業であると思っています。今度は、マニトワック市を訪問した皆さんからの声を楽しみにしたいですね。