鴨川漁港の漁師さんたち
ある日曜の早朝、久しぶりに鴨川漁港周辺を歩いてみました。7時半ごろ、定置網の漁船がちょうど漁港に入って来たところでした。漁船のエンジンが高く響く中、定置網の漁師さんや仲買・漁業協同組合の職員さんたちが手際よく働く姿が見られ、金目鯛やサワラ、アオリイカが次々と水揚げされていました。
特に出世魚と言われるサワラの「船上活〆(いけじめ)」は、サイズごとに計り、少しでも傷が付いていると値段が下がるため、注意深く選別されていました。この日は、金目鯛の水揚げも良好だったようです。漁師さんたちは若者が多く、その姿は活気があり頼もしく映りました。漁港ではフォークリフトが素早く動き回り、漁港全体が生き生きとしたエネルギーに満ちていました。
ある漁師さん曰く、見に来てくれてありがとうとのことでしたが、同時に「働き手が足りなくて大変だよ」という声もあり、今さらながら生業の厳しさ、大変さを実感したところです。
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