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知事への要望から その(1)
「半島性を克服する交通インフラ」の充実について
8月23日、県庁において、外房地域の市町村長が一丸となり高規格道路「茂原・一宮・大原道路」および「鴨川・大原道路」の早期実現に向けて、知事に要望しました。
市では、昨年9月の台風接近に伴う大雨により、国道128号の天津バイパスや浜荻地区で道路が冠水し、通行止めが発生。今年6月の大雨でも天津バイパスで土砂崩れが発生し、再び通行止めとなりました。さらに今年8月の台風第7号によって、国道128号の小湊方面に向かう側道で土砂崩れが発生しました。国道128号は外房地域にとって非常に重要な道路であり、半島地域の防災・減災、国土強靭化、さらには地域の医療・産業振興に大きく寄与するものです。そのため、圏央道と本地域を結ぶ幹線道路の強化と整備が早期かつ確実に進められるよう要望しました。特に、私は知事に対し「昨今の自然災害の多発を受け、地域の基盤を担う災害に強い道路ネットワークの形成と、新たな代替ルートの確保により、現在の道路・交通環境の課題が解消されることを期待する」旨を述べました。
知事からは、「外房地域の活性化と能登半島地震の教訓を踏まえて災害・防災対策を支援していきたい。道路が被災するリスクを低減し、信頼性の高い道路計画を行うことが重要である。本日、その取り組みのキックオフとしたい」との話がありました。
これまでは国土交通省を中心に国会議員などに要望してきましたが、昨年からは新たに県にもお願いし、知事を先頭に国へ要望することとなりました。より実効性のある要望活動にしていきます。
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