全国的な問題となっている「電話de詐欺」。鴨川警察署管内でも昨年3件の被害が発生しました。令和6年は6月まで被害の届け出はないものの、不審な電話の相談や通報が多数寄せられ、予断を許さない状況にあります。
8月20日、市長と鴨川警察署長が電話de詐欺の被害をなくすことを目指し「電話de詐欺撲滅宣言」に署名しました。これにより、市、警察署、防犯関係団体などの関係機関が連携し、防犯意識の高揚を図るなど、市民の被害防止に取り組みます。
市民皆さんも、一人ひとりがしっかりと防犯意識をもち、地域ぐるみで電話de詐欺を撲滅していきましょう。
※「電話de詐欺」とは、オレオレ詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺を称した千葉県独自の広報名称です。
■令和5年の被害状況
■電話de詐欺の手口
・子どもや孫になりすまし「お金が必要」という電話
・警察や銀行などになりすまし「キャッシュカードが悪用されている」や「キャッシュカードを預かる」という電話
・市役所になりすまし「還付金がある」という電話 など
■「電話番号が変わった」と言われたら…
一旦電話を切り元の電話にかけ直して
◇「電話番号が変わった」は詐欺の可能性が高い!
一旦電話を切って、家族や近所の方に相談しましょう。また「電話番号が変わった」と言われた場合、元の電話番号にかけ直しましょう。
◇「ATMに行って」は詐欺です!
市役所では、還付金の振込先が不明の場合は、まず郵送でお知らせします。その後、問い合わせをする場合もありますが、ATMに行っていただくことは絶対にありません。携帯電話を持ってATMに行くように指示された場合、それは還付金詐欺です。急がせている場合でも、一旦電話を切って、ご自分で調べた市役所などの電話番号にかけ直しましょう。
◇電話の声だけでは見抜けません!
「親子なら声を聞き間違えない」というのは思い込みです。「合言葉」などの約束事を事前に決めておきましょう。
■実際にあった「電話de詐欺」の電話音声
千葉県警察では、被害にあった皆さんから提供を受けた犯人の電話の音声をホームページに公開しています。犯人の手口を知って、被害に遭わないように注意しましょう。
問い合わせ:鴨川警察署
【電話】7092-0110
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