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学校法人日本航空学園が利用します 城西国際大学安房キャンパス跡地

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千葉県鴨川市

令和4年3月に閉鎖された城西国際大学安房キャンパスについて、市では、学校法人「日本航空学園」(山梨県)に土地を無償で貸し付けることとしました。このほど市議会12月定例会での可決を受け、土地使用貸借契約を締結。高等学校・通信制のサテライトキャンパスとして、今年4月に(仮)「日本航空学園(鴨川キャンパス)」が開校する予定です。

■安房キャンパスは日本航空学園が利用
安房キャンパスは、本市が造成した太海多目的公益用地(現・太海望洋の丘)の一部を学校法人城西大学に無償譲渡し、JOSAI安房ラーニングセンターや城西国際大学観光学部、安房グローバル・ヴィレッジが順次開設され、形成されたものです。
しかし、大学が観光学部を東金キャンパスに移転することを決定したことで、令和3年度をもって安房キャンパスが閉鎖。市では、跡地活用の提案を募り、大学と共に審査を行ってきましたが、決定には至りませんでした。
その一方、これまでの提案とは別に、令和6年9月20日付けで学校法人日本航空学園から安房キャンパス利用についての要望を受けました。
日本航空学園は、城西大学から安房キャンパス活用について検討依頼を受け、現地視察などを行った結果、長期利用の希望を有するに至りました。
市では、同学園からの要望について検討を進めた結果、跡地を同学園に利用していただくこととし、市議会12月定例会で土地の無償貸与のための議案が可決されました。
市は城西大学から安房キャンパス跡地(土地)の返還を受け、日本航空学園に無償で貸し付けます。
建物などについては、城西大学が日本航空学園に譲渡することとなります。

■国内最大・最古の航空従事者養成専門校
日本航空学園は、昭和7年(1932年)に創立された国内では最大、最古の航空従事者養成の専門校です。航空関連業界をはじめ、プロとして活躍できる人材の育成を基本に、しっかりとした人間力と確かな知識・技術を兼ね備えた優秀な人材を育むことをコンセプトに、山梨県甲斐市や石川県輪島市、東京都青梅市、北海道千歳市にある日本航空高等学校のほか、同校通信制課程、専門学校の日本航空大学校を運営しています。
(仮)鴨川キャンパスでは、通信制課程(毎日通学コース)の分校(サテライトキャンパス)が今年4月に開校予定。全国から生徒を募集し、生徒は住民票を本市に移して、生活しながら毎日通学することとなります。専任教職員も配置されます。

■能登空港キャンパス女子サッカー部の活動拠点に
1年目は、女子野球や女子サッカーに注力して生徒を募集するとともに、能登半島地震で被害を受けた日本航空高等学校 石川(能登空港キャンパス)の女子サッカー部の活動拠点となります。その後は陸上など、スポーツ志望の生徒を募集します。
今後は、5~10年をかけてドローン教育や航空専門教育の体制を整え、男子生徒を含めた航空人材育成機関を目指します。
生徒や教職員の定住による経済効果に加え、運動部の練習試合のため全国から多くの対戦相手が訪問・宿泊することが期待されます。また、生徒が全国レベルの大会で活躍するなど、市の知名度の向上も期待できます。

■生徒数予測(人)

問い合わせ:企画政策課
【電話】7093-7828

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