知事メッセージ

6／24

和歌山県スポーツマッチングプロジェクト～やっCha(チャ)る‼～
パリ2024オリ・パラでは、県の出身者も大活躍。フェンシングの東晟良さんが団体銅メダル、スケボー東京大会金メダルの四十住さくらさん、水泳の南出大伸さん、ハンドボールの※吉田守一さん、パラ陸上の生馬知季さん、車椅子バスケの北田千尋さんもそれぞれ力を発揮しました。
彼らのようなトップアスリートを育てるため、2006年から「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト」を実施。小学3,4年生から特に運動能力の優れたこどもを約30名程度選んで、育成、強化してきました。約20年を経て、今年度から制度の見直しをしました。
新しい制度は「スポーツマッチングプロジェクト」。小3から中2までの生徒が様々な競技を体験することで、自分の特性や適性を発見することをめざします。運動が得意なこどもやそうでないこどももスポーツに親しむことで、トップアスリートをめざす機会を提供。より多くのこどもにチャンスを与えるため、600人規模で公募しました。「こどもを選ぶ」という考え方から「こどもが選ぶ」に変えたのです。
競技は、陸上、ローイング、ホッケー、セーリング、ウエイトリフティング、ハンドボール、フェンシング、ライフル射撃、アーチェリーの9つ。日本スポーツ振興センターを中心に大阪体育大学と県内の各競技団体の協力をいただいています。
タイトルの「やっCha(チャ)る‼」は、こどもたちのチャンスを広げ、チャレンジを応援し、競技のチェンジの機会を与え、チャンピオンをめざすという意味です。職員の皆さんが考えてくれました。
スポーツを好きになるこどもたちを増やしていきます。

和歌山県知事　岸本　周平
※環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。