部落差別のない社会の実現に向けて
部落差別(同和問題)とは、日本社会の歴史的過程で形作られた身分差別により、日本国民の一部の人々が、長い間、経済的、社会的、文化的に低い状態に置かれることを強いられ、同和地区と呼ばれる地域の出身者であることなどを理由にさまざまな差別を受けるという、我が国固有の人権問題です。
部落差別は今もなお発生しており、昨年には、同和関係者を差別し、生命・身体の安全を脅かす内容のメールが県に届くという事件が発生しました。県としては、捜査機関などと連携し、安全確保をはじめ差別事件への対応を行っています。
このような行為は、人間の尊厳を傷つけるものであり、決して許されるものではありません。私たち一人ひとりが部落差別は許されないという認識を持ち、自分自身の人権問題としてとらえ、みんなで差別や偏見のない社会を築いていきましょう。
問い合わせ:人権政策課
【電話】073-441-2560【FAX】073-433-4540
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