■生きていくことは 楽しい。
ご長寿おめでとうございます
・笠勝清子さん(中飯降)
清子さんの「晴れの日」をお祝いしたく、友人が駆けつけました。
清子さんは、お琴や手芸を嗜み、たくさんの友人がいます。4月には『清子さんの白寿を祝う会』が行われ、「42人が集まったのよ。」と嬉しそうにその時の写真を見せてくれました。
昨年からは、一人でやれるところまでやってみようと“離れ“で一人暮らしを始めたそう。自分の好きなものだけをこの家に持ってきた。朝起きて、自分の好きな料理を作る。昼間は、友人が遊びに来てくれる。毎日が楽しい、とお話しくださいました。
その暮らしぶりは、とても100歳には思えません。清子さん自身も「100歳だなんて思っていません。まだ90歳くらいかな。」とチャーミングに笑っていました。
自分の年齢を忘れて毎日を楽しむ。これが長生きの秘訣なのかなと思いました。
■いつまでもお元気で
令和5年度中に満百歳を迎える方と、介護老人福祉施設などを訪問し、町から記念品を贈りました。
かつらぎ町で、百歳以上の方は全員で29人。令和5年度に百歳を迎える方は14人です。
訪問時、皆さんの元気な姿には驚かされ、見習わないといけないなと思う気づきがたくさんありました。訪問した側(職員)が元気をもらって帰る。とてもありがたい機会となりました。
ご家族の方からも、話をお聞きしました。「お世話をするのは大変なこともある。思うようにいかないときもあるが、いつかは我が身…さいごは自分の家で。」と語るお姿に、決意めいた強い意思(家族愛)を感じました。
▽百歳の皆さま《五十音順》につきましては、本紙またはPDF版をご覧ください。
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