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自治体の皆さまへ

2024 新年のあいさつ

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和歌山県かつらぎ町

●かつらぎ町長 中阪雅則
新年あけましておめでとうございます。
町民の皆さまには健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返ると、かつらぎ町にとって初めての出来事が多かった年でもありました。
4月には町内の企業などに入社した新入社員の門出を祝う「かつらぎ町合同入社式」を初開催しました。町と町商工会の共催で、町内企業の連携を深め、かつらぎ町をさらに活気ある魅力的なまちにしようとの目的で、7事業所から22人の新入社員を迎え開催しました。
5月には新型コロナウイルス感染症が2類から5類に変更され、ようやく日本の社会経済活動に以前のような活気が戻ってきました。6月には台風2号による線状降水帯が発生し、土砂崩れや河川の氾濫、床上浸水など過去に経験したことのないような甚大な被害を受けました。災害復旧・復興には、町外・県外から多くのボランティアの皆さまが駆けつけてくれました。
8月には4年ぶりとなる「かつらぎ夏まつり」が開催され、約2万人の来場者で賑わいました。花火が始まると会場は身動きとれないほどの混雑となり、約2千発の花火に大盛り上がりでした。
昨年4月から11月末までの人口動態のうち、社会増減は13人減となっています。ただし、4歳以下だけを見れば7人増であり、4年連続でプラスとなっています。また自然増減では、出生数が41人、死亡者数は193人であり、大きな開きがあります。人口流出は止まってきましたが、出生数の減少には歯止めがかかっておらず、少子化対策は町としての焦眉の課題であると思います。加えて、団塊の世代といわれる皆さまが後期高齢者となり、今後、抜本的な高齢者対策が求められます。
「希望が持てる未来のかつらぎ町」実現のため、引き続き、全力を尽くしてまいります。
結びに、今年一年が皆さまにとりまして、幸多き年となりますことを心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

●かつらぎ町議会議長 溝北好一
新年あけましておめでとうございます。
町民の皆さまには、輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、平素は町議会運営に対し、ご理解とお力添えを賜り厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が第5類に移行後、経済活動が徐々に活発になり、あらゆるイベント等が再開され、世の中の動きに成果を感じられる時となりました。しかし世界では、いまだ戦争等で尊い命が失われているのを見ると、この世に善の心が無いのかと疑いたくなります。
日本の経済は戻りつつありますが、昨年来より異常な物価高騰の実態は本当に町民の生活で大きな問題となっております。この実態を踏まえ、議会としても皆さまの暮らしの向上に向けて町当局と力を合わせ、さらなる努力を続けていくべきと決意を新たにしております。
昨年、本町議会では開かれた議会を目指し、多くの取り組みを実施してまいりました。本会議に続いて決算審査特別委員会の録画配信を開始し、また、新たに2つの特別委員会を設置して議会の立場から町政のあるべき姿を調査・検討しております。今後は住民懇談会を開催し、少しでも町民の皆さまの意見を取り入れ、行政への提言実現を目指したいと考えております。
辰年となる本年、龍が天に登るようにかつらぎ町は将来に向かって大きく羽ばたく好機の年であります。京奈和自動車道・鍋谷トンネルの効果がさらに大きく寄与して多くの方々が本町を訪れ、そして住んでいただくことが、町の発展につながるものと期待しております。皆さまのご理解を得ながら、子どもたちにこの町に住んで良かったと言っていただき、未来を託せるよう、町当局と切磋琢磨しながら議員としての職責を果たしてまいります。今後とも、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
結びに、本年が皆さまにとりまして、素晴らしい年になりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

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