町民の方から、野良猫で困っているとの相談が数多く寄せられています。
「お腹を空かせてかわいそうだから…」と無責任に野良猫にエサを与えていませんか?エサを与える前に一度考えてみてください。
●ご近所に迷惑が掛かっていませんか?
あなたがエサを与えた野良猫が、ご近所の庭や家庭菜園、畑などを荒らしたり、おしっこやフンをしたりしていませんか?ご近所の皆さんは大変困っています。
中には、野良猫に入られないように猫よけのグッズを買ったりしている方もいます。
ご近所付き合いを気にして、お金をかけてまで野良猫による被害を我慢している方もいるのではないでしょうか?
●責任を負えますか?
野良猫に継続してエサを与えたり、自宅の敷地内に寝床を作ったりするなど、飼い猫と同じような世話をすると、飼い主とみなされる恐れがあります。その猫がご近所の方に迷惑を掛けてしまった場合、エサを与えている方が責任を問われる場合もあります。あなたは、責任を負えますか?
●野良猫へのエサやりをやめませんか?
野良猫に「かわいそうだから」とエサを与えるのは一見愛情深く思われますが、実は不幸な猫を数多く生み出す悲しい結果につながります。
猫は繁殖力が旺盛で、年平均3回発情し、1回の妊娠で平均5匹の子猫を産むそうです。
不妊手術をしないでそのままにしておくと、あっという間に増えてしまいます。
不幸な猫を増やさないためにも無責任なエサやりはやめましょう。
●環境課からのお願い
動物の飼い主は、その動物が命を終えるまで適切に飼育するように努めなければならないことが、動物愛護法で定められています。
猫の飼い主になる場合は、室内飼育と終生飼育に努めましょう。
犬・猫の不妊手術費用の補助制度があります。環境課までお問合せください。
[地域猫活動って知っていますか?]
「地域猫活動」とは、野良猫に対し地域住民の十分な理解のもと、不妊去勢手術や一定のルールに基づいた餌やり、トイレの管理などを行うことです。地域猫活動は、飼い主のいない猫を排除するのではなく、一代限りの命を見守り、数年かけて地域から飼い主のいない猫がいなくなることを目指します。
問い合わせ:環境課住民環境係
【電話】内線2230
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