■市ノ瀬公民館
9月16日に参加者16名で海南市を訪れました。
午前中は紀州漆器伝統産業会館で漆器づくりについて展示資料や動画で学習し、蒔絵体験をしました。蒔絵体験は、漆塗りのようなお盆に描かれた下絵に糊の役割をする塗料を塗り、その上に色の金属粉を蒔いて着色するもので、皆さん慎重な筆遣いできれいな作品に仕上げていました。「楽しい」「使わずに飾っておきたい」などの声が聞かれました。
午後は「琴の浦温山荘園」の見学です。関西有数の規模を誇る庭園と重要文化財の主屋などを、語り部さんの案内で散策しました。語り部さんのお年が95歳だと聞いてその元気さにびっくりしました。
続いて「中野BC」を訪れました。梅果汁の生産では日本一だそうで、日本酒と梅酒の製造を見せてもらいました。梅でいっぱいの大きなタンクが並んでいる様子は壮観でした。参加者それぞれは、記念にお土産を購入してバスに乗り込みました。
海南市の文化と歴史の一端にふれられました。
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