ジオパークめぐり

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■岩田公民館
7月15日、参加者20名で白浜町志原海岸の鳥毛(とりけ)洞窟、串本町大島の海金剛(うみこんごう)と樫野崎を訪れました。
リバージュ・スパひきがわで南紀熊野ジオパークガイドの会のお二人と落ち合い、説明を聞きながら約30分で楽しみにしていた鳥毛洞窟と対面。
「思っていたよりずっと大きい」「人が造ったような豪華な柱に見える」など、海食洞の大きさや造形美、砂岩と泥岩が数多く折り重なった絶景に感嘆の声が上がりました。また「鳥毛」の名の通り洞窟の内外で、雨や風から身を守るために出入りしたと思われる鳥の羽根を見かけました。
ガイドさんとは午前中でお別れし、午後は約1500万年前のマグマ活動で現れた規則的な割れ目のある流紋岩が、長期にわたる荒波と激しい雨や風によって浸食されてできた海金剛へ。
ここは朝鮮半島の名勝、金剛山(クムガンサン・1638m)からその名をとったそうです。海面から鋭く切り立ったピラミッド型の岩礁と海金剛を引き立てている周辺の断崖絶壁に圧倒されました。次に眼下に美しい枯木灘が広がる樫野崎周辺を散策し、帰路につきました。
自然が織りなす素晴らしい景観を存分に味わい、有意義なジオパークめぐりとなりました。