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自治体の皆さまへ

町長メッセージ

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和歌山県印南町

■ウィズコロナの始まり
印南町長 日裏勝己(ひうらかつみ)

この5月に新型コロナウイルス感染症の行動制限が緩和され、社会はコロナ前の生活を取り戻しつつあります。
去る、9月1日には「防災の日」に合わせ、印南町防災福祉センターで災害ボランティアセンター設置・運営訓練が行われました。社会福祉協議会が中心となり、印南中学校3年生、民生委員・児童委員、防災士の会、そして役場職員も加わり、地震発生から72時間後の被害が見えてきた状況を想定し、より実践に近い訓練を実施しました。町外・県外から支援に訪れた災害ボランティアを受け入れ、迅速に活動できるよう調整することが、復旧への大きなカギとなります。普段から防災教育を受けている中学生の真剣に取り組まれている姿を拝見し大変心強く感じました。これからもいろいろな訓練に参加され、いざという時に大きな力を発揮していただきたいと思います。一方、役場では、若手職員が庁内に備わっているICT機器の操作や防災福祉センターとの画像送信訓練などを行いました。いつ何時でも対応できるよう、しっかり準備をしておくことが大切だと思っています。
続く9月3日には、かえるの港をメイン会場に、「和歌山紀中サイクルフェスタHUB23」が開催されました。参加者は約450名で、内7割が県外の方だと聞きました。JR西日本のご協力で、自転車をそのまま車内に持ち込むことができる「特急くろしお サイクルトレイン」の臨時便(天王寺駅発・印南駅着)が運行されたとのことです。おかげを持ちまして、かえるの港は一気に活気づき、自転車とともに新しい風が吹き込んだ気がしました。
日高地方を周遊するコースは、朝6時30分、ご指名にあずかりました私の号砲により、最初のグループがスタート、次いで10人から20人のグループが、5分間隔でスタートして行き、8時間程をかけて、午後2時頃からは、順次、かえるの港へ全員が無事ゴールしました。昨年は大雨に見舞われながらでしたが、今年は猛暑となり参加された皆さんは暑さ対策に苦労されたと思います。
この「HUB23」の意味でありますが、ハブとは自転車の車輪の中央部の要となる部品で、和歌山県の紀中は、県の中央部、いわゆる自転車で言うハブにあたることからこのような名称になったのだと私は思っています。昨年に続き2回目の開催で、今年はかえるの港から切目川ダムを折り返し、日高川町、御坊市、由良町、日高町、美浜町を経由し、かえるの港に戻ってくるコースでありました。かえる橋を見渡し、切目川ダムを望む、印南町の見どころを巡るコースでは、多くの皆さんが歓迎に出ていただき、華を添えていただきました。県外からの参加者が多い中、しっかり印南町のアピールになったことと思っています。
最後になりましたが、このような催しをしていただいた「和歌山紀中サイクルフェスタ実行委員会」の皆さまをはじめ、関係の皆さまに心より感謝と御礼を申し上げます。

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