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特集 今すぐできる自然災害への備え!

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和歌山県印南町

台風や豪雨、地震などの自然災害は突発的に発生します。いつ、どこで、どの程度の規模で発生するのかを正確に予測することはできません。
下記のポイントを踏まえ、家族・地域ぐるみで日ごろからできる自然災害への備えについて考えておきましょう。
(1)ハザードマップで危険箇所や避難経路の確認
(2)気象情報などに注意する
(3)早めの準備・早めの避難

■洪水予報を発表する基準となる水位
▽はん濫注意水位
法崩れ、漏水などの災害が発生する危険性がある水位。
・はん濫注意情報が発表された場合いつでも避難できるよう準備をしてください。河川情報に注意することも忘れずに。

▽避難判断水位
避難指示などの発令判断の目安であり、住民の避難判断の参考となる水位。

▽はん濫危険水位
はん濫などにより重大な災害が起こるおそれがある水位。
・はん濫警戒情報が発表された場合町が発する避難情報に注意してください。避難指示が出た場合は、速やかに避難してください。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■河川水位の見方
印南川・切目川のリアルタイムの水位について町内3カ所の水位観測所の情報を和歌山県が公開しています。河川がはん濫してからでは避難は間に合いません。そのため、事前に情報収集を行い危険な状況について把握しておきましょう。
紫ライン(はん濫危険)を超えた場合はただちに安全な場所へ避難してください。
避難に時間がかかる方は赤ライン(避難判断)で避難を始めてください。
・印南川観測所…山口
・切目川観測所…古井・古屋

■6月2日台風第2号による大雨の被害
台風2号により「線状降水帯」が発生し、印南町内全体で避難所4カ所を開設し、「避難指示」を発令する事態となりました。町内では24時間で351mmの豪雨が降ったことではん濫危険水位を大きく超え、街中が冠水し16件の住宅が床下浸水被害にあいました。

■避難時の注意事項
▽危険と判断したら早めに自主避難!
避難指示などが発令されていない場合でも、危険や不安を感じたら、自主避難しましょう。

▽慌てず足元に注意を払う!
水面下にはマンホールや側溝、漂流物など危険がいっぱいです。棒などで足元を確認しながら歩きましょう。

▽土砂災害の多くは雨が原因!
1時間に20mm以上、または降り始めから100mm以上になったら注意しましょう。

▽逃げ遅れたら命を守ることが第一!
頑丈な高い建物の上階などに、急いで避難しましょう。

■日ごろの備え
▽避難経路を確認していますか?
どこへどの道を通って避難するか、ハザードマップを活用し家族や隣近所で話し合っておきましょう。
※ハザードマップの二次元コードは本紙をご覧ください。

▽台風や大雨など、事前に災害が予想される場合、事前に備えていますか?
「備え」チェックリスト 
※これは一例です。
□物干し竿や植木鉢を家の中へ
□側溝や排水溝の掃除
□雨戸やシャッターを下ろす
□スマホやモバイルバッテリーの充電
□湯船に満タンの水を貯め、飲料水も用意
□土のうで浸水対策

▽非常時持出品を準備していますか?
非常時持出品をリュックサックなどに準備し、家族全員が持ち出せる場所に保管しましょう。
「非常時持出品」チェックリスト 
※これは一例です。
・水         
・救急用品     
・アルコール
・非常食       
・使い捨てカイロ  
・体温計
・防災用ヘルメット  
・ブランケット   
・予備電池
・衣類・下着     
・軍手       
・マスク
・レインウェア    
・洗面用具     
・懐中電灯
・ウェットティッシュ 
・マッチ・ライター 
・歯ブラシ
・携帯ラジオ     
・タオル

問合せ:総務課
【電話】42-0120

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