気温が下がり空気が乾燥する冬は感染症が流行しやすい季節です。感染症の特徴を知って予防に努めましょう。
■呼吸器感染症
▽新型コロナウイルス
発熱や咳などの呼吸器症状、鼻汁、鼻づまり、咽頭痛などの風邪症状が現れます。
▽インフルエンザ
38℃以上の発熱、咽頭痛、頭痛、関節痛などの前身の症状が突然現れます。
▽RSウイルス感染症
発熱や鼻汁などの症状が数日続きます。乳児や高齢者が感染すると重症化する危険性があります。
■感染経路
感染者との接触やウイルスのついた物をさわること(接触感染)。また、咳やくしゃみによりウイルスを吸い込むことで感染(飛沫感染)します。
■感染性胃腸炎(主にノロウイルス)
主な症状は発熱、嘔吐、下痢などです。乳幼児や高齢者は脱水、嘔吐物による窒息、誤嚥による肺炎に注意が必要です。対策は手洗いや食品の加熱です。人の手を介して感染が拡大するので適切な処理が大切です。
■感染症予防のポイント
・帰宅後や食事前などこまめな手洗い・手指消毒をする。
・外出時にマスクを着用する。
・予防接種を受ける。
・十分な栄養と睡眠をとり、免疫力を高める。
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