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自治体の皆さまへ

町長メッセージ

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和歌山県印南町

■本年度もよろしくお願いいたします。
印南町長 日裏勝己(ひうらかつみ)

令和6年度がスタートいたしました。
1月1日に発生した能登半島地震は甚大な被害をもたらしています。倒壊した家屋や、大きく崩れた道路、ずたずたになった生活インフラ、多くの方々が避難所生活を余儀なくされています。一日も早い復旧・復興を願うばかりであります。
さて、令和6年度の一般会計予算は64億163万7千円で前年度の55億6千78万1千円より8億4千85万6千円、15.1%の増額予算となっています。特別会計の総額は約27億8千万円、公営企業会計(水道事業、農業集落排水事業)の総額は約4億9千万円となり、3会計予算の総額は96億7千万円余りで、前年度に比べ9億4千万円余りの増額予算となっています。主な増額の要因は、引き続き進めている統合中学校建設や切目橋架け替え事業に加え、新しく小・中学校給食費無償化、妊産婦健診助成、出産祝い金、高齢者コロナワクチン接種費用補助、災害時対応の給水車購入、稲原駅舎の改修などの事業があります。
新しく始める事業を簡単にご説明させていただきます。
まず、学校給食費の無償化についてですが、令和6年4月より、小・中学校の給食費の無償化を実施いたします。現在、印南町では、顔の見える給食、温かい給食、また地産地消を活かした自校方式を採用しています。財政面からは、少し高額とはなりますが、児童生徒の健全育成の面からもこの自校方式を続けるとともに、子育て世帯への新たな経済的負担の軽減策として、学校給食費の無償化を実施いたします。
妊産婦健診助成および、出産祝い金ですが、健診受診時の交通費を補助すると共に、出生届を提出された時にその場で出産祝い金として10万円を支給いたします。
高齢者コロナワクチン接種費用補助ですが、令和6年4月1日からコロナワクチン接種費用が自己負担となります。そのことから65歳以上の方、60歳以上で基礎疾患のもたれている方を対象に、接種費用を無償とするものです。現在実施しているインフルエンザ予防接種と同じような扱いとするものです。
災害時対応の給水車購入は、車両と給水タンクが一体となった車両で、最大1600ℓの飲料水を積載することができます。和歌山市で発生した水管橋崩落事故や、能登半島地震での断水などを教訓に、できる準備はしっかりとの想いからであります。
稲原駅舎の改修工事を実施します。地域のコミュニティの場として、大いにご活用を期待しています。これで町内にあるJR3駅はすべて改修が完了となります。
他にもいくつか新たな取り組みもございますが、今後の機会にご紹介させていただきます。本年度もよろしくお願い申し上げます。

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