■人権はみんなのもの
私たちの周りには様々な差別が存在しています。部落差別は現在も存在しており、全ての国民に基本的人権を保障する日本国憲法の理念にのっとり、部落差別は許されないものであるとの認識のもと、その解消のための基本理念と行政の責務を定めている「部落差別解消推進法」が制定されています。
また、情報化の進展に伴って部落差別に関する状況に変化が生じており、本市では、インターネット上における不当な差別的扱いを助長、誘発することを目的とした書き込みを確認した場合は、その情報の削除をプロバイダ事業者に要請しています。
人権とは、私たちが、人間らしく生きる権利、生まれながらにして持っている権利、誰にとっても身近で思いやりの心によって守られる大切なものです。
人権が尊重される社会の実現には、私たち一人ひとりが差別を解消するために、日常生活の中でどう行動するのかが大切です。あらためて人権について考えてみましょう。
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