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市長コラム

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和歌山県和歌山市

■備える今 地震リスクを最小限に
最近全国各地で地震が頻繁に発生し、和歌山市においても有感地震が増えています。南海トラフ巨大地震は毎年のように発生確率が上昇しており、今年1月には20年以内の確率が60%に引き上げられました。
5月には、お住まいの地域の防災マップ全戸配布が完了しており、今一度、津波浸水地域や避難所(指定避難所はペット同行可)の確認をして頂ければと思います。
和歌山市では避難の際、停電に備えて小中学校の屋上に“稲むらの火”として設置した赤色回転灯で避難の方向を確認できるようになっており、6月に自衛隊の野営訓練と合わせ、夜間の点灯訓練を行いました。
和歌山市では、地震から確実に身を守って頂くため、様々な補助制度を用意しています。特にお願いしたいのは、住宅の耐震化です。平成12年以前の木造住宅は耐震性が無い場合が多いので、是非無料の耐震診断制度を活用してください。もし耐震性が無い場合は、リフォーム補助制度と合わせ最大126万円まで補助があり、意外と知られていないのが、元の家に耐震性が無ければ新築の場合でも116万円までの補助が出ることです。また、耐震ベッドや耐震シェルターなどの補助制度もあり、内容等詳細については、市ホームページあるいは和歌山市住宅政策課(【電話】435-1099)にお問い合わせください。
必ずやってくる地震に対し、ご家庭でできる備えをしていただきますようお願いします。和歌山市としても、自治会や防災会、消防団、婦人防火クラブ等の方々と力を合わせ、命を守ることを第一に取り組んでまいりますので、皆様のご協力をお願いいたします。

和歌山市長 尾花正啓

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