西暦724年、聖武天皇が和歌浦に行幸し、その景観を讃えられ、随行していた歌人の山部赤人が「若の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺を指して鶴鳴き渡る」という名歌を詠みました。以来、多くの歌人が訪れる憧れの地となり、和歌の神がまつられた「和歌の聖地」として多くの人々を魅了してきました。今年2024年は、和歌の聖地の歴史が始まって1300年を迎えます。それを記念して、10月5日(土曜日)〜11月24日(日曜日)に「和歌の聖地・和歌の浦誕生千三百年記念大祭」が開催されます。
10月27日(日曜日)には、和歌の浦が「和歌の聖地」の由来となった聖武天皇行幸行列の再現やマルシェ、記念特別コンサート等たくさんのイベントが行われます!詳しくは公式ホームページをご確認ください。
【HP】https://www.waka1300.com
■〈和歌の聖地・和歌の浦誕生千三百年記念大祭連携事業〉短歌ワークショップ・座談会「和歌の浦と源氏物語」
NHK大河ドラマ「光る君へ」と関係の深い「源氏物語」と和歌の浦との関係をひもとき、和歌の聖地誕生の歴史と、現代までつながる短歌の文化にふれます。ぜひご参加ください。詳しくは市ホームページ(ID:1059805)をご確認ください。
日時:10月26日(土曜日)
(1)短歌ワークショップ(玉津島神社周辺ツアー含む):11時00分〜14時30分
(2)座談会「和歌の浦と源氏物語」:15時00分〜16時30分
場所:片男波健康館(和歌浦南3丁目1700)
定員(抽選):
(1)短歌ワークショップ:20人
(2)座談会:100人
内容:
(1)短歌ワークショップ
玉津島神社周辺を散策した後、和歌山市出身の歌人・小黒世茂氏の指導により短歌を自作します。
(2)座談会「和歌の浦と源氏物語」
歴史と文学の観点から、和歌の浦と源氏物語の関係をひもときます。
講師:
・村瀬憲夫氏(近畿大学名誉教授)
・三木雅博氏(梅花女子大学文化表現学部教授)
・金田圭弘氏(近畿大学附属和歌山高校・中学校図書館長)
・小黒世茂氏(歌人)
・遠北喜美代氏(玉津島神社権禰宜)
申込:10月18日(金曜日)までに申込フォーム(市ホームページ内)、またはハガキ(住所・氏名・電話番号・(1)か(2)もしくは両方参加希望を明記して〒640-8511 七番丁23和歌山市役所文化振興課へ)で。
■〈市立博物館 特別展 和歌の聖地・和歌の浦誕生千三百年記念〉「聖武天皇と紀伊国ー旅するひと、ものー」
和歌の聖地・和歌の浦の歴史が始まり1300年の節目に、その契機となった聖武天皇の和歌浦行幸と、その後和歌山で花開いた文化を紹介します。
期間:10月5日(土曜日)〜11月24日(日曜日)まで
場所:市立博物館
問合せ先:文化振興課
【電話】435-1194
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