御坊で見つけようワークライフバランスvol.9

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皆さんは、御坊市内にある企業が、そこで働く人がどのようなお仕事をされているかご存知ですか?
このコーナーでは、御坊市内にある企業とそこで働くひとを紹介します。

■社会医療法人　黎明会(御坊市湯川町財部728-4)
岩﨑里奈(いわさきりな)さん/回復期・リハビリテーション病棟　病棟看護課長

▽地域住民の皆様の安心と健康を守るパートナー
黎明会は1962年(昭和37年)、北出外科病院として発足し、約60年にわたって御坊日高の地域の皆さんに安心して生活していただけるよう、医療機関として様々なサービス提供に尽力してきました。現在では、北出病院を軸として、健診センター、フィットネスクラブ、訪問看護ステーション、老人保健施設、グループホーム、廃校跡カフェなど、予防医療から介護まで医療との連携に必要とされる様々な施設を有し、グループに在籍する職員は700人近くになります。
黎明会グループは、この地域に住むすべての方に対して、これからも安心と健康を提供し続けていきます。

▽命を預かる現場、だからこそ働きやすい環境に
4姉弟の長女に生まれ、昔から人のお世話をすることが好きで、自然と看護の道に入ったという岩﨑さん。同グループに入職したきっかけは、「病院内を見学させてもらったとき、職員さんに活気があり、とても明るい雰囲気だったことが決め手です」と振り返ります。
現在は、入職20年目を迎え、回復期・リハビリテーション病棟の病棟看護課長を任されている岩﨑さん。自身も入職した頃は、先輩の看護師によく相談に乗ってもらいサポートしてもらったという経験から、「患者さんの様子に併せて働いている看護師の表情もみるようにしています。若い看護師にとって、いきなり命に関わる現場に立つことで心に余裕がなくなってしまうこともあります。そういう若い看護師が気軽に悩みを話せる環境づくりと声かけを意識しています」と話します。
「院内保育所があり、夜勤等の勤務に合わせてみてくれるので、子育て中の職員も安心して働くことができます。自分も子どもが小さい頃はすごく助かりました」と施設面での職場環境についても話してくれました。
将来を担う若い力が働きやすい環境を守り、患者さんや職員からも信頼される看護師を育てていきたいという岩﨑さん。患者さんに寄り添い、地域の皆様の健康のパートナーとして歩んできた同グループを若い力とともにこれからも支えていきます。

▽子どもの野球応援が大好きです。
休みの日は、中学1年生の息子の野球を応援するのが楽しみという岩﨑さん。「小学生のときから野球をしていて、応援にはつい力が入ってしまいます」と話し、「子どもの頑張っている姿を見ると、元気をもらえるんです」と笑みをこぼします。
また読書をするのも好きで、「最近は忙しくてあまり読めていませんでしたが、赤川次郎や池井戸潤のミステリー小説が大好きなんです。読書の秋に久しぶりに読んでみようかなと思います」と話してくれました。