■高齢者を狙った劇場型勧誘 「老人ホーム入居権」を譲って欲しいという詐欺電話
▽相談事例
実在する事業者をかたり「市内に老人ホームができ、市内在住者のあなたには入居権がある」と電話があった。「必要ない」と断ると「他市に住む女性に権利を譲ってあげてほしい」と言われたので承諾した。
後日、弁護士をかたる人から電話があり「あなたは入居するつもりがないのに申し込んだので違反金300万円支払わなければならない。このままでは裁判になる」と言われた。
▽消費者へのアドバイス
「あなたは入居権を持っている。「権利を譲って」「名義を貸して」など持ち掛けてくるのは詐欺です。不安であれば留守番電話機能や発信者番号表示機能を活用し、心当たりのない電話には出ないようにしましょう。
やりとりをしてしまっても、絶対にお金は支払わないでください。
※不審に思ったら、消費者ホットライン【電話】188へ
問合せ:消費者ホットライン
【電話】(局番なし)188
※平日は(1)、土日は(2)へ繋がります。
(1)日高地域消費生活相談窓口(市役所1階)
受付(平日9:00~12:00・13:00~17:00)
(2)和歌山県消費生活センター
受付(土日10:00~16:00)
※祝日年末年始は休み
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