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保健だより

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和歌山県御坊市

■熱中症を予防しよう!
令和4年に、熱中症で救急搬送された人は全国で7万人以上であり、7月が1年で最も多い月でした。今年の夏の気温は、平年並みか、平年より高くなる見込みがあるため、入念に熱中症に備えましょう。

▽熱中症にならないために ~予防方法について~
救急搬送状況は、年齢別で見ると温度や喉の渇きを感じにくい「高齢者」が半数以上を占めます。また、発生場所別では「住居」が全体の4割ほどで最も多くなっています。
消防庁「令和4年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」

(1)暑さに慣れる
日頃から軽い運動等で汗をかきましょう。外に出る場合、熱中症の発生が多い10時~16時を避けた早朝や夕方に。

(2)こまめに水分補給
高齢者の場合、1日の目安は1.2リットルです。

(3)エアコンを活用
温度28度、湿度60%以下に調整しましょう。

(4)快適な服装を工夫
風通しの良いゆったりした服に、帽子や日傘も忘れずに。

▽熱中症かな?と思ったら
「大量に汗をかいてふらついている」「めまいや吐き気がある」等、熱中症を疑う場合はすぐに対処が必要です。

(1)涼しい場所に移動し、水分補給をする。
塩分も同時に補えるスポーツ飲料や経口補水液が有効です。
※嘔吐している場合、無理に飲ませるのはやめましょう。

(2)体を冷やして体温を下げる。
服をゆるめて体の熱を外に出します。肌に水をかけてうちわで扇いだり、氷嚢があれば、首や脇の下、足の付け根等、太い血管が通っているところを冷やしましょう。

▽こんな時は救急車を呼びましょう!
意識がない、呼びかけに対する反応がおかしい等の症状があれば、すぐに救急車を呼びましょう。
意識があっても、自分で水分を摂取できない、休んでも症状がよくならない等の場合は、すぐに医療機関を受診してください。

▽気をつけて!子どもの車内置き去り事故
真夏の車内はあっという間に温度が上がります。ある実験※1では、エアコンで25度に調整した車内も、エンジンを切って5分で温度が5度上がり、15分後には熱中症指数が危険レベルに達しました。
特に子どもは体温調節機能が未熟で、大人と比べて熱中症になりやすいです。
「ちょっとだけだから」と子どもを車内に残して離れることは絶対にやめましょう。
※1 JAF(日本自動車連盟)

▽ご存じですか?「熱中症警戒アラート」
熱中症の危険性が極めて高いと予想される日の前日夕方、または当日早朝に、都道府県ごとにテレビ・SNS等を通じて発表されます。熱中症警戒アラートが発表された場合、不要不急な外出は避け、エアコン等を使用するなど、いつも以上に熱中症予防に努めましょう。
「熱中症警戒アラート」は環境省のLINE公式アカウントで確認することができます。

問合せ:健康福祉課
【電話】0738-23-5645
【FAX】0738-52-5108

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