文字サイズ
自治体の皆さまへ

市長メッセージ

23/24

和歌山県御坊市

■もしものときの「お守り」ファミリーサポ―トセンターを知っていますか?
御坊市長 三浦 源吾(みうら げんご)

全国の自治体が少子高齢化という喫緊の課題を抱える中、本市でも、安心して子どもを産み育てられる環境づくりを進めています。
保健師の皆さんが、健康推進員や民生児童委員の方々のお力をいただきながら、知恵を出し合い、妊娠から出産、産前・産後の支援や子育て相談などができる子育て世代包括支援センター「にっこりあ」や地域子育て支援センター「ぴよぴよ」などの子育ての伴走支援をはじめ、乳幼児・子ども医療費を18歳まで無償化するなど、子育て環境の充実に一生懸命取り組んでおり、全国的に見ても、ひけをとらない素晴らしい内容だと思っています。
特に、この子育て援助事業のファミリー・サポート・センタ―は、子育てをサポートしてほしい人に、支援できる人を紹介する事業で、平成29年10月に紀中地域で初めて御坊小学校内に開設されました。
子どもを預かってほしい人(利用会員)と、預かる人(スタッフ会員)が会員となり、地域で支え合う組織であり、私が、これからのまちづくりで目指している官民協働で成功している素晴らしい取り組みです。
利用できるサービスは、「急に残業になって、子どもを保育園に迎えに行けない」や「子どもの習い事の送迎をお願いしたい」といった保育施設や習い事の送迎。
また「子どもが学校で熱を出したみたいだけど、仕事で、すぐに病院に連れて行けない」など発熱時のお迎えと受診、その他にも病児の預かり、ちょっとした子育て中の息抜きなどがあり、それぞれ有料ですが、わずかな費用で利用することができます。
使っていただいた保護者の方からは「安心して任せられる」と子育て支援の拠点として喜んでいただいており、特に、リピーターの口コミでの利用が広がっているとのことです。ただ、初めて利用するのは、少し勇気がいるのかなと思っています。
もしものとき、困ったときの「お守り」としてだけでなく、明るく、楽しく、前向きに「子育て」ができるよう、多くの御坊・日高地方の子育て世代の皆さんに、どんどんご利用いただき、この取り組みを広げていければと考えています。
あわせて、子育てを応援していただくスタッフ会員を増強するための連続講座(11~12月開催)への参加についても、ご理解とご協力をよろしくお願いをいたします。
子どもは、「社会の宝」です。家庭や学校、地域で温かく見守り、大切に育てていきましょう。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU