平成30年3月に新庁舎の基本構想を策定し、令和3年9月から建設工事に着工していた庁舎が10月末に竣工しました。1月から全部署が移転となり全面開庁します。
引き続き、旧庁舎解体工事等でご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。
■新庁舎の特色
(1)自然災害に対応できる頑強な庁舎
地震津波に備えるため、主要な庁舎機能を2階以上に配置しています。「中間免振構造」を採用し、御坊市の防災拠点施設として機能する庁舎です。蓄煙天井を採用し、煙溜りによる避難時間の確保、天井材の落下を防ぎます。
(2)街を活性化するシンボルとなる庁舎
主要な前面道路である国道42号線に面して庁舎内に市民や職員の活動スペースを設けることで、外部から内部の活動が見受けられるような庁舎です。外装・内装は御坊らしさを意識したデザインとし、市の魅力を発信する新たなランドマークを創出します。
(3)永く使い続けることのできる環境配慮型の庁舎
災害時の自律稼働を見据え、太陽光や雨水利用など自然エネルギーを積極的に活用します。機器によるエネルギーの高効率化を図り、永く使い続けられる環境配慮型の庁舎です。また、豊富な県産材を内外装に活用し、市民が親しみを持てるつくりです。
■市役所 新庁舎フロア図
※図は本紙をご覧ください。
▽1階
・みやこ姫ロビー
宮子姫伝説をモチーフにした内装で、髪・くしを表現した木製壁、宮子姫の着物をイメージした布ルーバーは時間で色が変化します。
▽2階
・ごぼう防災デッキ
津波等の災害時に緊急避難できるよう、国道側から直接登ることができます。
・ベビールーム
赤ちゃんの授乳やおむつ替えができるスペースで、男性の方も利用していただけます。
▽5階
・展望ロビー
ガラス張りの空間で、周辺の景色を一望することができます。
・議場
日高別院のイチョウをモチーフにした壁、御坊らしいつくりの議場となっており、議会開会時には傍聴していただけます。
問合せ:財政課
【電話】0738・23・5533
【FAX】0738・23・5731
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