■就任のご挨拶
官民協働によるまちづくりを進めてまいります
市民の皆様から御支援を賜り、2期目の市政運営を担わせていただくことになりました。
5月30日に、2期目のスタートとなる初登庁を行い、改めて市長としての使命と責任の重さをかみしめ、市長の職務に全身全霊で取り組むことを誓ったところでございます。
これまで1期目の4年間は、市民の皆様の安全・安心なくらしの実現を市政運営の柱とし、コロナワクチン接種に加え、コロナ禍で疲弊した地域経済や家計支援に取り組むとともに、ことし1月には老朽化と耐震不足により長年懸案となっていた新庁舎を全面供用することができました。
また国・県への要望活動に加え、ふるさと納税等による歳入の確保や歳出の削減に努め、逼迫していた財政状況も大幅に改善することができました。
しかし、昨今の全国的な少子高齢化の流れに加え、2040年問題など、行政を取り巻く状況も一段と厳しさを増しています。本市でも老朽化する道路や橋梁、上下水道、公共施設の維持管理や更新に加え、幼保・小中学校等の再編等も含め、取り組むべき課題が山積しています。
2期目では、第5次総合計画に掲げた「人と自然が調和し、笑顔と活力あふれる御坊 〜みんなで創る、安全・安心のもと健康でいきいきと暮らせるまち〜」が実現するよう引き続き施策の充実に努めるとともに、山積する課題に着実に対応していくため、市民の皆様の声をお聞きしながら、一緒に官民協働によるまちづくりを進めたいと思っております。
ことし4月1日、御坊市は市制施行70周年を迎えました。私たちのまち〝御坊〞が将来にわたり、持続可能なまちとして、市民の皆様の笑顔であふれ、誰もが「生まれて住んでよかったまち御坊」、「誰もが住みたいまち御坊」となるよう、まちづくりを粉骨砕身、全力で頑張ってまいります。
どうか市民の皆様方には、市政の更なる進展に御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
御坊市長 三浦源吾
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