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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信Vol.4

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和歌山県御坊市

■2年目に突入!取り組みの内容や変化とは?
御坊市地域おこし協力隊の渋谷茉央です。
地域おこし協力隊として御坊市で暮らし始めて、2年目に突入しました。
今年度の活動内容や変化したことなど、この場をお借りしてご報告いたします。

▽本年度の活動
商工振興課の観光係に所属しながら、御坊市市制施行70周年事業に関連する業務や御坊市観光協会の企画などに日々取り組んでいます。
今年度の観光協会では、Sioトープにて鯉の餌のガチャガチャに引き続き、「鯉・恋・来」という3つの「こい」をかけた「こいみくじ」を新たに設置し、大きな鯉のぼりとイルミネーションを実施しました。地元の方を中心に、市外からも多くの方に足を運んでいただき、家族層を中心としたリピーターの増加へつなげることができました。
野口オートキャンプ場にて開催された150台以上ものキャンピングカーが集う宿泊型のイベントでは、キャンピングカー利用客の多くが愛犬家であることから、「ワンちゃん一発芸大会」を企画し、とても盛り上がりました。また本キャンプ場の目玉でもあるプライベートドッグランや、景品の和歌山県産ジビエジャーキーも大変ご好評をいただき、キャンプ場を中心に御坊や和歌山を好きになっていただくことができたと実感しております。
今後もみーやちゃんのSNSやイベントなどを活用して、観光客や地元の方々に御坊市内を楽しんでいただける仕掛けづくりに取り組んでいきます。

▽2年目からの変化
1年間の活動を通して、横のつながりが強くなったと感じています。例えば、他の町の地域おこし協力隊からは、移住イベントへゲストスピーカーとしての登壇や、開業予定の宿の空間デザインに関する相談など、地域の垣根を超えた依頼をしていただくようになりました。
また日高附属中学校3年生の総合学習にて、生徒たちに市の魅力発信を促すことを目的に、地域おこし協力隊という制度の説明とワークショップを行いました。グループワークでは「A:御坊市の好きなとこ」「B:御坊市の嫌なとこ・足りないとこ」の二項目をそれぞれ書き出してもらい、個人ワークでそれらをかけあわせた「C:新しいアイデア」を考え、他者へ伝える手段としてキャッチコピーを添えたミニポスターを作成してもらいました。既に取り上げられている魅力だけでなく、地元ならではの悩みや不満にこそ味わいが眠っていること、そして個人の想いを言葉やイメージに変換し、情報を処理して伝えることがおもしろいPRに結びつくという、私が地域おこし協力隊の活動を通して得た学びを学生さんに伝えるよい機会となりました。
まだまだ未熟な私ではありますが、デザインのスキルや発信力を磨きながら、よりおもしろい地域になっていくよう努めてまいりたいと思いますので、今後の活動を見守っていただけると幸いです。

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