皆さんは、御坊市内にある企業が、そこで働く人がどのようなお仕事をされているかご存知ですか?
このコーナーでは、御坊市内にある企業とそこで働くひとを紹介します。
■株式会社狩谷電気(御坊市藤田町藤井2121)
塩路昭則(しおじあきのり)さん/工事部
▽〝電気〞を通じて地域社会に貢献し、活躍する
狩谷電気は、御坊日高地区で電気設備を中心に空調設備、給排水設備などの工事を取り扱う昭和22年創業の総合設備会社です。工場や病院、官公庁舎から店舗や住宅まで幅広い電気設備工事を手掛けています。
電気は、家庭、学校、会社で皆様が「当たり前」に使っているものです。この「当たり前」は、スイッチやボタンを押せば簡単に使えることはもちろんですが、「何気なく使える安全」を担保できる設計と工事の品質があって初めて成り立つものです。
電気を「当たり前」に使っていただくため、同社はこれからも「高品質の提供」にこだわるとともに、知識と技術の向上に励んでいきます。
▽お客様に喜んでもらう仕事のやりがいを次の世代へ
塩路さんは、今年で入社31年目を迎える大ベテラン。「一度県外で就職しましたが、外に出てみて御坊の良さを実感し、地元に帰りたいという気持ちが強くなりました」と入社のきっかけを振り返ります。
現在は工事部で、現場の施工管理を行っており、「入社当時は右も左も分かりませんでしたが、何でも挑戦させてくれる会社の方針や、先輩方の指導のおかげで成長することができました。お客様の要望を軸によりよいものになるような提案をして、喜んでもらえたときが一番うれしいですね」と話します。
今の目標を伺うと、「電気工事は多種多様なので、まだまだ日々勉強です」と答え、「若い社員と一緒に働くときには、コミュニケーションをとりながら、自分が培ってきたものを少しでも伝えるようにしています。仕事の楽しさややりがいを感じてもらえるようにしていきたいです」と笑顔で話してくれました。
挑戦を後押ししてくれる社風のもと、今もなお挑戦し続ける塩路さん、自身の経験を未来を担う次の世代へ伝えていきます。
▽家族旅行が大好きです。
一番の楽しみは、家族旅行という塩路さん。「子どもたちが大きくなり、家族みんなの予定をあわせるのが難しくなってきていますが、年に1回は行くようにしています。毎年旅行先を家族で計画し、自分は車の運転を担当しています」と照れくさそうに話します。
過去の旅行について伺うと、「去年は長距離運転も苦ではないので、出雲大社まで行きました。やっぱり旅行に行くとリフレッシュになりますし、今年も予定をあわせて行けるようにしたいですね」と笑顔で話してくれました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>