■~3月は、「自殺対策強化月間」です~
誰も自殺に追い込まれることのない御坊市を目指しています
3月は、転職や転勤、進学、引っ越し、家族や友人との別れなど生活環境が大きく変化し、ストレスを受けやすい時期に当たることから、自殺者数が増える傾向にあります。
令和5年の全国での自殺者数は21,837人であり、前年から44人減少しましたが、男性は116人増加しています。また、20歳代以下の若者の割合が特に女性で増加しています。
和歌山県の、自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は24.8となっており、全国(17.6)と比べて高くなっています。(厚生労働省「令和5年中における自殺の状況」より)
▽力になりたい、支えたい
「ゲートキーパー」という役割を知っていますか。ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけてあげられる人のことです。特別な資格は必要ありません。誰でもゲートキーパーになることができます。周りで悩んでいる人がいたら、やさしく声をかけてあげてください。声をかけあうことで、不安や悩みを少しでも和らげることができるかもしれません。
ゲートキーパーの役割:
・変化に気づく
・じっくりと話に耳を傾ける
・支援先(市役所など)につなげる
・温かく見守る
このうちどれか1つができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになるでしょう。
※ゲートキーパーについて詳しくはこちら(二次元コードは本紙掲載)。
▽悩みがある、困っている
人は、誰でも悩みを抱えています。その悩みを、誰かに話すことはできていますか。
もしもあなたがひとりで悩みや不安を抱えて困っているときには、匿名で、気軽に相談できる場所があります。電話やSNSなど、相談方法もいろいろなものがあるので、ご希望の窓口を選んで話してみませんか?
※二次元コードは本紙をご覧ください。
「厚生労働省webサイトまもろうよ こころ」
「和歌山県の相談窓口 生きる支援 相談窓口」
「LINEで気軽に相談 いのちのセーフティーラインわかやま」
問合せ:健康福祉課
【電話】0738-23-5645
【FAX】0738-52-5108
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