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自治体の皆さまへ

洪水の避難行動を考えましょう 雨の多い季節です。備えは大丈夫?

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和歌山県有田市

近年、大雨による災害が長期化・激甚化するケースが増えています。いざという時に素早く避難行動ができるよう、家族で考えておきましょう。

1 早めの避難を検討しましょう!
避難指示や高齢者等避難が出れば、すぐに行動できるよう備えましょう。
・日の高いうちの事前避難がベストです。
・ハザードマップを活用して、日頃から家族や近所の方々などと逃げ道・場所を確認しましょう。
Webでも公開しています。

2 非常持ち出し品・備蓄品を準備しましょう!
避難するときに最初に持ち出すのが「非常持ち出し品」
災害直後から混乱が収まるまでの数日間、自給自足するための物資が「備蓄品」です。
□非常持ち出し品
・忘れてはならないもの(薬、メガネ、杖、着替え、タオル、防寒着など)
・非常飲食品など
・貴重品
・その他、家庭で個別に必要なもの
(赤ちゃん用品や衛生用品など)
※雨合羽は万能!雨をしのぎ、防寒にもなります。
□備蓄品
少なくとも3日(できれば1週間)は自力で生活できるように準備を
・飲料水、食品
・給水用ポリタンク
・カセットコンロ・ガスボンベ
・ランタン
・災害用トイレセット
・ビニールシート など

持ち出し品は事前に非常持ち出し袋やリュックサックに詰め、両手をふさがないようにしましょう。

3 避難するときの注意点
・濡れても運動靴で避難を。浸水時に長靴は足を取られて危険です。
・浸水時は傘や杖などで先を確かめながら進む!側溝やマンホールに注意。
・冠水道路への車両侵入は危険!
・夜間やすでに浸水状況での無理な避難は避け、自宅2階や近くのビルなどに移動しましょう。

▼平成23年に発生した紀伊半島
豪雨の被災地、新宮市へーその時に感じたことは

市消防本部 警防課 救急担当 橋本充弘(はしもとみつひろ)
私は土砂が崩れて民家を飲み込んだ地区に出向きました。現場で改めて自然の脅威を目の当たりにし、悲惨な状況に呆然としました。
やはり市民の皆様には、普段からの備えをお願いしたいということを一番に感じています。
情報収集の仕方や避難場所・経路の確認、非常持ち出し袋の準備など、普段から家族や地域の人たちと話し合っておくことを心がけてください。日頃からの心がけが災害発生時の落ち着いた行動につながります。
常日頃から、災害は起こるということを心に留めて、災害発生時はオーバーでも空振りでも構いません。情報収集して自分の命を守るために避難をお願いします。

問合せ:防災安全課
【電話】22-3721

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