■「悔しい」という思いを原動力にして
桐蔭高等学校1年美術部・放送局所属 中谷瑠花(なかたに るか)さん
昨年、「第21回ドコモ未来ミュージアム創作絵画コンクール」において、全国から応募された115,793作品の中からデジタル部門中学生の部で『ドコモ未来大賞ゴールド』を受賞された中谷さん。(受賞当時箕島中学校3年生)
中学1年生の時に美術部に入部し、デジタルアートの創作を開始。驚くのは、小学生の時に絵が下手で笑われたのが悔しくて美術部を選んだというエピソード。「悔しい」という思いが原動力となってこれまで技術を磨いてこられました。
受賞作は、自分の気持ちを素直に表現。「受験や進路でちょうど悩んでいた時期で、衣類みたいに自分の気持ちも取り出して洗濯できたらいいなという思いを、かなり悩みながら表現しました」等身大の気持ちを、緻密な線と質感で表現されての受賞となりました。
デジタルアートをきっかけに「デジタル」の分野に興味を持ち、現在は高校で美術部と放送局を掛け持ちしながら、独学でデジタルアートや映像作品なども制作しているという中谷さん。
「美術部も放送局もデジタルアートも勉強も、全部頑張りたいです。原動力は誰かが頑張っているのを見ていてくれて、褒めてくれることかも」と、はにかみながら真摯に答えてくれました。多忙な中でも自分でどんどん改善点を見つけて次に生かしていく姿勢が印象的でした。これからも応援しています!
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