一般会計の決算額は、歳入が263億7,734万円に対し、歳出は256億6,082万5千円です。この結果、7億1,651万5千円の黒字となり、繰越事業に伴い翌年度へ繰り越すべき財源1,746万9千円を差し引いた実質収支は6億9,904万6千円の黒字となりました。
歳入面では、箕島漁港荷さばき施設整備事業の終了により県支出金が減少した一方、市税が増加したことや、有和中学校や新都市公園整備などの普通建設事業に伴う国庫支出金や市債が増加したことにより、歳入全体では前年度と比較して40億5,456万3千円(18.2%)増加しました。
歳出面では、子育て世帯や非課税世帯等への臨時特別給付金などの減により扶助費が減少した一方、有和中学校や新都市公園整備事業などの普通建設事業費が増加したことにより、歳出全体では前年度と比較して39億2,354万1千円(18.1%)増加しました。
健全化判断比率は、実質公債費比率が7.2%ですが、早期健全化基準の25.0%を下回っており、将来負担比率は、令和4年度も発生していません。
また、公営企業の資金不足比率については、病院事業会計で12.3%の資金不足が生じています。
■決算額を家計に置き換えると…
(市民1人あたりの決算額)26,060人(R5.3月末現在)
■令和4年度各会計の決算
(単位:万円)
■健全化判断比率等の公表
(単位:%)
◇公営企業
(注)赤字や資金不足がない場合「―」と表示。( )内は令和3年度数値との増減。
※早期健全化基準や経営健全化基準を超えると、健全化計画の策定が義務づけられ、財政再生基準を超えると、財政再生団体として国の関与を受けて財政の再建に取り組むことになります。
問合せ:経営企画課
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