65歳以上の人の転倒は、自宅で最も多く起こっているといわれています。転倒にはさまざまな要因があり、筋力低下や視力低下、服薬量などの自分自身の要因と住宅などの環境要因があります。
今回は安全な自宅環境のポイントを伝えます。危ない環境がないか確認し、転倒を予防しましょう。
■安全な自宅環境のポイント…
(1)コードの配線は壁をはわせるか部屋の奥にまとめるなどして、歩く動線を避ける。
(2)引っ掛かりやすいカーペットやこたつ布団は使用しない。めくれやすいカーペットの縁は目立つテープを貼って固定する。
(3)床に物を置かない。
(4)1~2cmの段差はつまずきやすいので、スロープを付けるか目立たせて視覚性を高める。
(5)手すりを付ける。
(6)転倒の原因になる滑りやすい靴下やスリッパは使用しない。
(7)足元がよく見えるように照明を明るくする。
(8)階段にすべり止めを付ける・視覚性を高める。
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