7月29日(土)・30日(日)、4年ぶりに粉河祭が開催されました。紀州三大祭のひとつとされる粉河祭は、粉河寺鎮守「粉河産土神社」の祭礼です。29日の宵祭の夜には、煌(きら)びやかに飾り付けられただんじりが粉河とんまか通りを勇壮に運行すると、会場からは歓声が上がりました。30日の本祭には、7年ぶりに「渡御式」が執り行われ、馬にまたがった武者姿の稚児や裃(かみしも)などの時代装束をまとった総勢400人以上の行列が通りを練り歩き、見物客を魅了しました。ほかにも、子どもだんじりや粉河中学校吹奏楽部による演奏などを実施。両日とも開催を待ち望んでいた多くの人出でにぎわい、会場は熱気に包まれていました。
※「粉河産土神社」の「土」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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