文字サイズ
自治体の皆さまへ

誇-HOKORI- この先もずっと故郷がこのまちであるために(2)

3/45

和歌山県紀の川市

■住んでいるから気づいていない?このまちに魅了された理由(ワケ)とは-
わたしたちが誇れる「このまちの魅力」

紀の川市って、どんなところ?と聞かれたら、あなたはどんなことを答えますか。年中楽しめるフルーツや豊かな自然など、魅力はたくさんあります。ですが、毎日暮らしていると、その魅力を見過ごしてしまうことがあります。
令和5年に東京都から家族で本市に移住してきた酒井和哉さん家族は、このまちの魅力を改めて教えてくれました。曽祖父母の故郷ということもあり、以前から年に数回は本市を訪れていた酒井さん。キャンプ好きということもあり、自然豊かなこのまちに憧れを持っていましたが、生活するには不便だと感じていました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で数週間だけ本市に避難した経験が転機となりました。「車さえあれば、どこへ行くにも困らない」と長期間の滞在で十分に生活できることを実感したと和哉さんは話します。
さらに、東京の学校で少し悩んでいた長男の和友くんを自然の中で伸び伸びと学ばせたいという思いも、移住を決めた大きな理由のひとつでした。
全校生徒約800人の大きな学校から、わずか50人の学校に転校した和友くんは、先生の目が行き届く環境で、学校生活を毎日楽しんでいるそうです。和哉さん自身も教員として働いており、和友くんの成長を間近で見ながら、このまちの教育環境の素晴らしさを実感しています。また、地域の野球チームにもスムーズに入ることができ、家族みんなで新しい人間関係を築いています。
一方、妻のかなさんは、月に一度、本市と東京を行き来し、東京での仕事を続けています。「関西国際空港が近いので、本当に便利」と交通の利便性の高さも魅力のひとつだと話します。
そして、酒井さん家族が最も驚いたのは、このまちで暮らす人たちの豊かな食生活です。「季節のフルーツや野菜が食卓に並ぶのは、当たり前ではないです」と移住者だからこそ気づくことができる、このまちならではの豊かさを感じているそうです。
酒井さん家族の話から、このまちの魅力を改めて見直すことができます。豊かな自然や温かい人、四季折々のおいしい食べ物。この魅力を私たちは誇りに思い、多くの人に広めていくことが、このまちに人を呼び込むきっかけになるのではないでしょうか。

●誇れる魅力がたくさん!紀の川市
▽1年中が収穫期!フルーツ王国
豊かな大地と温暖な気候に恵まれているため、1年中さまざまな種類のフルーツが収穫できます。全国有数の生産量とブランド力を誇ります。

▽子育て世帯の転入超過が2年連続県内1位
若者世代が進学や就職を機に市外へ転出することが多い一方で、本市では子育て世代の転入超過傾向が続いています。
令和3・4年と2年連続で子育て世代の転入超過数が県内で1位になりました。

▽県内トップクラスの子育て支援
県内で先駆けて学校給食費の無償化を実施。最大24歳までの医療費無償化は全国でもトップクラスの水準です。

▽至便な立地条件
関西国際空港のある泉佐野市に隣接していることから都市圏や海外へのアクセスが良好です。

●物件の家賃が安い
他市に住んでいますが、オーナーの祖母が打田駅前で駄菓子屋兼軽食屋をしていたこともあり、以前から紀の川市を盛り上げたいという強い思いがありました。紀の川市は物件の賃料が安かったため、事業を開始する1つのきっかけにもなりました。

●子育て支援が手厚い
紀の川市出身ですが、結婚を機に違う市で暮らし始めました。出身ということもあり、紀の川市の子育て支援策などをよく調べますが、すごく手厚くうらやましくなるくらいです。住んでいる人はぜひ、他市と比べてみてください。

●人が温かい
半年前にミャンマーから紀の川市に来ました。住んでいる人の優しさを毎日のように感じています。また、貴志川がすごくきれいで、いつも癒されています。ビザは5年で切れてしまいますが、もし帰ったとしても必ず遊びに来たいです。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU