認知症の予防には、さまざまな対策が知られていますが、重要となるのは活動的なライフスタイルを確立することです。そのために大切なことは(1)体を動かす「身体活動」、(2)頭を使う「知的活動」、(3)人とかかわる「社会活動」の3つ。今回は(1)「身体活動」のポイントを紹介します。
「身体活動」に大切なのは運動習慣を持つことです。ある研究では、週3回以上の運動習慣を持つ人は、運動習慣が週3回未満の人と比べて認知症になる人が少ないと報告されています。運動習慣のない人は、普段の運動に取り入れやすい「散歩・ウォーキング」から始めてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、家事などの移動も含め1日5,000歩と約8分の早歩き程度の運動(中強度※)が認知症予防に効果があるといわれています。
※「ややきつい」と感じる程度
■運動習慣
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