■世界でここだけの博覧会
2月25日(日)から4月7日(日)まで、紀の川市全域を舞台としてフルーツをテーマとした体験型博覧会「第8回紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会(通称ぷる博8)」が開催されています。期間中の毎日、市内各地でフルーツにちなんだ45種類の体験催しが行われます。
ぷる博は、平成29年から毎年開催されており、今年で8回目の開催。例年、県内外からたくさんの人が参加する、フルーツのまちの魅力が詰まったイベントです。
■フルーツでまちを元気に
主催するのは、フルーツでまちおこしをしたいという思いから立ち上がった市民団体、一般社団法人紀の川フルーツ・ツーリズム。そして、体験催しを企画・開発するのは「仕掛人」と呼ばれる市内の農家・事業者・市民のみなさんです。
「ぷる博は生産者や店鋪のオーナーが催しを行うことで、ただ商品を売り買いするだけでなく、仕掛人と一緒に食べたり、話したり、笑ったり、作業をしたりして、フルーツの魅力をもっと知れる楽しさがあります」と話すのは、一般社団法人紀の川フルーツ・ツーリズム代表理事の児玉敏昭さんです。
今回、新たな仕掛人が企画した10コマの体験催しが追加されるなど「フルーツでまちをもっと元気にしたい」という紀の川フルーツ・ツーリズムの思いに共感した仕掛人が集まっています。「フルーツにちなんだ催しであれば、誰でも仕掛人として参加できるので、ぜひいろいろな人に参加してほしいですね」と児玉さん。ぷる博は仕掛人それぞれが企画した、魅力溢れる体験催しが盛りだくさんです。
ほかにも「ぷる博大好きと言ってくれる遠方の人に、ゆっくり楽しんでいただきたい」という思いから、初の試みとして、「紀の川市フルーツ満喫ツアー」を企画。体験催しへの参加や市内の観光地巡りを通して、まちや人の魅力を感じられる1泊2日のツアーです。フルーツを通した紀の川市ファンを増やすため、紀の川フルーツ・ツーリズムの取り組みは、これからも進化し続けます。
■フルーツで生まれる交流
「パンフレットを持っていくと、もうそんな時期が来たんだね、と言ってくれる人がいます」とぷる博の知名度の広がりを肌で感じると言う児玉さん。「まち全体に『フルーツ関係人口』をさらに増やしていきたい。一年中フルーツが収穫できるまちなので、ほかの季節にも開催ができれば」と意気込みを話してくれました。
ぷる博をきっかけに、今年もきっと、フルーツを通じた心温まる新たな交流がたくさん生まれることでしょう。「食べる」だけではないフルーツの魅力をみなさんも体感してみませんか。
■ぷる博info
▽ぷる博パンフレット
市役所・各支所、出張所、図書館などの公共施設や市内外のコンビニやスーパー、道の駅、宿泊施設など、各所に設置しています。
また、今年から新たに開始した紀の川フルーツ・ツーリズム公式LINEからもパンフレットを閲覧できます。ほかにも、体験催しについての情報配信やファンクラブ特典が受け取れる「ぷるぷるファンクラブ会員証」をLINEに設置していますので、確認ください。
くわしくは、一般社団法人紀の川フルーツ・ツーリズムに問い合わせください。
【電話】070-2292-2218(フルーツいっぱい)
▽体験催しの申込方法
体験催しに参加するには、事前の申し込みが必要です。各催しの申し込み先に直接申し込みください。
※定員になり次第予約を締め切りますので、注意ください。
▽ここからCHECK
・フルーツ・ツーリズム ホームページ
・フルーツ・ツーリズム LINEアカウント
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
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